どーもマロでやんす(●´ϖ`●)
本日は「死霊高校」でございます。
【あらすじ】
1993年、高校の演劇「絞首台」の上演中に一人の少年が不慮の事故で亡くなってしまう。
20年後同じ舞台で「絞首台」を再演することになったが、舞台を中止させるために、セットを破壊する計画を立てた3人組が学校に忍びこむ。
しかし、誰もいないはずの校内の一室で93年の事故の映像を目撃、その直後から校内に閉じ込められてしまう。
出口を探す彼らだったが、仲間の1人が突然何かに首を締め上げられ・・・
「パラノーマル・アクティビティ」「インシディアス」シリーズなどのプロデューサー、ジェイソン・ブラムが製作を手掛けたことが売りのホラー。
そしてそろそろネタも出尽くした感のあるPOV方式の映画となっております。
出尽くしているからこそ、この手の映画では新鮮さや、ずば抜けた恐怖演出が必須と思うのですが、今作は・・・
まぁダメダメ
前半のかったるさ。
これは大半のPOV映画に当てはまることでしょうが、こちらの映画は撮影者のキャラが鬱陶しいことで更にダルさを増している・・・
中盤からは校内で怪奇現象に遭遇していくわけなんですが、どれもこれも音がうるさいだけで恐怖感など皆無。
基本的には大きな音に反応して叫びまわる女子と勝手に謎が解けて全力疾走する主人公を見せられるだけ。
そして、チャーリーという新手のロープ使い魔が霊として登場するが、突然殺人鬼臭を漂わせる容姿。
見た目に似合わずロープのみで血祭りに上げていくその様はまさに
場違い
それなら生身の人間がナタでも振り回している方がよっぽど怖い。
ラストの後日談も酷い。家の中までロープ、無駄に説明シーンで興ざめ。
ステージのお辞儀シーンまでで十分だった。
そのお粗末なラストのために張られていた伏線があったということさえも残念でならないですね。
パラノーマルを悪くパクったという印象。
そしてラスト後の大音量、デカデカとタイトルをドーン!
それインシディアスですやん!
結局POV方式にしないで撮ったほうがまだ良かったんじゃないでしょうか。
褒めるところは邦題から駄作なのが伝わるところぐらいかな。
★☆☆☆☆
「死霊高校」・・・
是非このままのタイトルで漫画を書いていただきたい。
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