どーもマロでやんす(●´ϖ`●)
本日は「ムカデ人間3」でございます。
【あらすじ】
アメリカ某所にある監獄ジョージ・ブッシュ刑務所。
所長のビルは暴動が多く、医療費や離職率も高いこの刑務所の状況を改善するよう州知事に忠告される。
助手のドワイトは解決策として映画『ムカデ人間』を参考にし画期的なアイデアを考案。
それは500人に及ぶ囚人の肛門と口を接合してムカデ状にし、食費の節約や行動の管理をするというものだった。
そのアイデアを採用したビルは早速実現のために大手術を実行するが・・・
ムカデ人間も今作でひとまず完結となります。
1作目ではムカデ人間の創造を描き、2作目ではハイター博士の美学をコレでもかというほど破壊。
3作目は感動のフィナーレ!
っと言いたいところですが、うーん。
この作品の面白いところは3作品ともテイストが異なるということ。
今作は特にコメディ寄りになっているため2作目が好みの人にはちょいと物足りない。
ですがハイター博士、マーティンを演じたディーター・ラーザー&ローレンス・R・ハーヴィーが別役ながらも登場するのは非常に嬉しいところ。
1作目でムカデの先頭にされてしまった北村昭博や監督のトム・シックスが本人役で登場などファンには更に嬉しい演出揃い。
しかし、そちらにばかり力が入りすぎて肝心の「ムカデ人間」、言わば核の部分が疎かになってしまった点が目立つ作品でした。
何と言っても前置きが長い。
登場人物は自分的にどれも魅力があり楽しめましたが、キャラの濃さだけを延々と見せつけられる前半。
ムカデ人間が登場したかと思えば、あっさりと終了。
いやいや、ゴジラか!
特に眠気もなく最後まで観れましたが、これは確実に吹き替えのおかげなのです。
なぜならば、所長はアナゴさん、助手のドワイトはスネ夫という最強タッグであるから。
字幕であれば純粋に苦痛でしかなかったのではないでしょうか。
確実に吹き替え補正です
やはり完結というからにはムカデ人間にも暴れて欲しかった・・・
「イモムシ人間」という新種が登場しますが、コレも活躍なし。
3作目にしてグロを含めパワーダウンというのは残念ですね。
続編は失敗するという時代でもなくなってきていると思いますし(;´∀`)
製作者側が和気あいあいと撮影している様は十分に感じ取れるんですが、今作は身内ノリ過ぎる。
YOUTUBEとかにある「全く知らない人の結婚式の余興」を見ている気分。
まぁ囚人への抑止力として「ムカデ人間」っていうアイデアはやけに説得力があってホラーだったんですがね。
とにかくローレンス・R・ハーヴィーに人間味のある役をさせるんじゃない!
★★☆☆☆
観終わった後に唯一余韻の残らなかったムカデ人間3。
しかし僕の生活の中に
デスレイプという言葉が増えました
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