どーもマロでやんす(●´ϖ`●)
本日は「グリーンインフェルノ」でございます。
【あらすじ】
慈善活動をしている学生グループは、不正なアマゾンの森林伐採の実態を世に伝えるため現地に乗り込む。
しかし、彼らの乗った飛行機はエンジントラブルを起こし、熱帯雨林に墜落。
生き残った学生達は救助を求めるが、そこには食人の習慣を持つ、ヤハ族が住んでおり・・・
イーライロス監督がまさかの「食人族」をモチーフにした映画「グリーンインフェルノ」
オリジナルの「食人族」は今見れば笑える映画ですが、それでも動物解体シーンはインパクト大。
あのやけに重っ苦しい「食人族」をイーライロスがどのように化けさせるのか、見所じゃないでしょうか?
今作では主人公ジャスティン役にロレンザ・イゾ。
なんとまぁイーライロスの実妻でございます。
ちなみに6月公開のイーライロス新作映画「ノックノック」にも出演しています。
お前はロブゾンビか!
鑑賞中にそうツッコむ日も遠くはないでしょう。
今作「グリーンインフェルノ」
適度なスプラッターにユーモアを交えた監督らしい映画です。(苦手な方には少々キツイかもしれませんが)
特にヘリ墜落後にヤハ族に捕獲され、最初の犠牲者が出るまでのシーンは素晴らしい。
その中にもブラックユーモアを交えつつ、逃げ場のない恐怖を上手く描けている。
その恐怖のピークが最初の犠牲者。
最も良心のある人間が一番酷い殺され方をする理不尽さがその後の展開を不安にさせる。
しかしその犠牲者をほのぼのと調理する笑顔の食人族。
まさかの展開にちょっと笑ってしまった。
この監督がいかに変態なのか十分に伝わりました。
後半からはホステルでも見せたニ面性。
本当に悪い人間は誰なのか?皮肉たっぷりに社会批判。
自分達がやっていることに自己満足な学生達。
SNSで情報をバラまくだけで物の本質も分からず、旅行気分。
周りの反応を見てキャッキャッ言ってるだけの若者は
全員食べられてしまえ!でも嫁は別だぁ!
まぁそういう映画です。
やはりオリジナルとの決定的違いは、食人族がゲテモノ民族扱いではなく、異文化の民族として扱われていること。
人間達を神からの贈り物としてありがたく頂く。
僕はオリジナルより品もエンターテイメント性もあるこちらのほうが好みです。
ただ、前置きの長さに対してのインパクトが中盤までで終わってしまい、後半の盛り上がりに欠けること。
ラストは嫌いじゃないですが、あの子憎たらしいアレハンドロへのお仕置きが見たかった・・・
★★★☆☆
僕が海外旅行にどうしても行けないのは
全てホラー映画のせいなんだい!
Amazonビデオ・Blu-rayはこちらからどうぞ