どーもマロでやんす(●´ϖ`●)
本日は「死国」でございます。
【あらすじ】
故郷である高知の矢狗村を訪れた比奈子。
幼馴染みの莎代里にも再開する予定であったが、11年前に事故死していた事を知る。
一方で莎代里の母照子は、莎代里を生き返らせ依童にするために、四国霊場八十八ヶ所に伝わる逆打ちに執念を燃やしていた。
莎代里が死んだ時の年齢の数である、15回目の逆打ちが終わろうとした時、村で次々と異変が起こり始め・・・
今や育ちに育った栗山千明のデビュー作品でございます。
この後の「バトルロワイアル」や「キルビル」と作品に恵まれ、「エクステ」なんかでホラーに戻ってきますね。
「死国」ではとにかく初々しい栗山千明が一番の見所になるでしょう。
まぁ見所といえば本当にその程度。
一昔前のホラー映画なだけに雰囲気の作りは良いものですが、ハッキリ言って
退屈で面白みのない映画なのです
最後の最後まで盛り上がりに欠ける。
そして、出だしで期待をさせた割にはその後の恐怖演出が空回り。
途中までは怖いと思える演出も、妙に先を描きすぎて台無しになっている。
そのせいか、莎代里が霊体の状態でも肉体感が強くて怖さが大きく半減。
莎代里が黄泉の国から死者を呼び出し、その言葉を口寄せする依童だったという設定も活かすことなくことなく、その母・父の存在は投げやりに。
結局ホラー部は薄くなり、終始感情移入できない三角関係を長々と見せつけられるだけ。
ラストでは莎代里に感情移入させて、切ないと思わせることが目的でしょうが、そもそも感情移入できるほど莎代里というキャラクターを描けていない。
なのであのラスト、僕の中では
完全に富江でした
リング2と同時上映だったと考えただけで身震いがします。
★☆☆☆☆
インシディアスでもそうですが、霊には
物理攻撃が有効なんですよ!
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