どーもマロでやんす(●´ϖ`●)
本日は「ウーマン・イン・ブラック」でございます。
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【あらすじ】
19世紀末のロンドンに暮らす若き弁護士アーサー・キップス。
事務所の所長からイールマーシュの館で遺言書を見つける仕事を命じられたため、ひとり息子ジョセフをロンドンに残し、田舎町クライシン・ギフォードへの出張に旅立つ。
沼地の島にそびえ立つ館で仕事に没頭するアーサーだったが彼の周りに黒衣の女がつきまとう。
そんな中、村では子供の不可解な死が相次ぎ・・・
ダニエル・ラドクリフがホラー映画初主演を飾った「ウーマン・イン・ブラック」
今でこそ「ホーンズ」や「キル・ユア・ダーリン」新作の「Swiss Army Man」では死体役と様々な役をこなし、ハリポタ感も抜けてきた彼ですが、今作ではまだまだハリポタイメージが抜け切れていない初々しい印象を受けるでしょう。
肝心の内容は良くも悪くもストレートなゴシックホラー。
目新しさは全くないものの、雰囲気やセット作り、恐怖演出などどれも質の高いもの。
洋物ホラーらしい大きな音の多用もありますが、映画自体が丁寧に作られているので、あくまで演出として受け入れられる。
大きな音を毛嫌いする方もいるでしょうが、僕としては大きな音の多用自体に問題はないと思っています。
少しも怖くないホラー映画なのに音でごまかす。
そして苦手な人間に集中攻撃することで怖いと錯覚させるようなホラー映画が蔓延しているのでどうしても悪く見られがちですが・・・
今作「ウーマン・イン・ブラック」
十分怖いです
どことなく邦画ホラーを見ているかのような作りがなんとも印象的。
それもあってか後半完全に
リング化
ラストは万人受けするようなものではありませんが、最後の最後まで全体の雰囲気を壊すことなく貫けたことでまとまった作品となっていました。
しかし途中参戦した犬の存在を上手く利用できなかったこと、ダニエルラドクリフ主演でなければ掴みが弱かった点が残念でしょうか。
似たような映画で「インシディアス」がありますが、比較するとこちらの映画に目新しさは全くありません。
THE 王道映画なのです。
それでも素直に面白い。
ホラー映画の教科書的映画でしょう。
★★★★☆
ラスト黒衣の女の表情から感じられる感情は憎しみか悲しみか?
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