どーもマロでやんす(●´ϖ`●)
本日は「学校の怪談4」でございます。
【あらすじ】
海辺にある小学校の校庭でかくれんぼをして遊ぶ小学生たち。
そこへ突如大きな高波が押し寄せ、学校は津波に飲み込まれる。
60年後の現在、夏休みを利用して海辺の町に暮らす従姉の家にやってきた小学生の兄妹・恒と弥恵。
しかし、その日以来、町では子供たちが次々と行方不明になる事件が起き・・・。
コミカルでファンタジック。
時にはラブストーリー要素もある学校の怪談シリーズ。
90年生まれの僕にはど真ん中世代の映画なわけです。
そしてものすご~く流行りました(●´ϖ`●)
何だかんだで4作も続いた人気シリーズですからね。
しかしまぁ当時から賛否両論の激しい「学校の怪談4」
それもそのはず、人体模型やテケテケ、トイレの花子さんなどの人気キャラクターは一切出ず、シリーズ恒例のコミカル要素が全くないんですから。
3作目までしか鑑賞していない方が4を観るとビックリするでしょう。
全くの別映画じゃねぇか!
・・・っと
確かにいきなりテイストが変わり過ぎではありますが・・・
しかしコミカル部分がなくなった代わりに、今まで弱かったホラー部はかなり強調される作品となりました。
津波、かくれんぼ、沈む学校、取り残されている生徒、そして神隠し。
今までに比べると比較的に重めな設定と内容。
水を使ったホラー演出は、さすが一昔前のJホラーと言わせんばかりにしっかり撮られている。
子供向けホラーでありながら大人がゾクゾクとする感覚を味わえます。
程よく挟まれるホラーシーンと子供達の自然な会話の面白さがある前半ですが、話が中々前に進まないことでテンポは悪く見えがちなのが少々残念。
しかし笑福亭松之助の何ともミステリアスな演技のおかげかダレることなく観賞はできました。
後半に来てようやく出てくる学校の怪談らしさ。
ファンタジックで冒険的。
校内のセットも見所ではないでしょうか。
小道具やセットの作りこみの素晴らしさも今作の雰囲気を深くしています。
そして子供の時には何も感じなかったラスト。
大人になった今、当時感じなかった切なさや嬉しさを感じるのは確かです。
要するに
ただの涙もろいじじいになったということです!(怒)
学校の怪談シリーズに共通する、夏と友情は欠くことなく、おなじみのキャラに頼らずとも良作はできる!
そんな底力を感じれる作品でありました。
★★★★☆
今も頭から離れないおかっぱの女の子。
なぜかはわからないけど怖いヘアースタイルだと思う。
はまじはそう思わないのか?
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