どーもマロでやんす(●´ϖ`●)
本日は「クリムゾン・ピーク」でございます
【あらすじ】
10歳のとき、父親と暮らすイーディスは亡くなった母の幽霊から不思議な警告を受け取る。
それから数年後、彼女は準男爵の称号を持つトーマスと結婚し、イギリスの丘陵地帯にある彼の豪奢な屋敷で暮らすことになった。
しかしその屋敷にはトーマスとその姉ルシールの恐ろしい秘密が隠されており・・・
主演のイーディス役に「アリス・イン・ワンダーランド」のミア・ワシコウスカ。
トーマス役には「マイティ・ソー」のロキでお馴染みトム・ヒドルストン。
その姉役に「ゼロ・ダーク・サーティ」のジェシカ・チャステイン。
監督は「パンズ・ラビリンス」や「パシフィック・リム」でお馴染みのギレルモ・デル・トロ。
豪華メンバーで繰り広げられる愛憎劇。
美しい屋敷に景色、衣装や小道具にまでこだわりを感じられる。
要所に使用される青緑のライトに原色の赤い血、雪山に映える赤土が幻想的な世界観を醸し出しています。
ティムバートンとは似て非なる絵本のようなファンタジック感はさすがのギレルモ・デル・トロ。
幽霊の描き方や造形、霊の独特な動きも監督ならでは。
しかし結論として、今作がホラー映画ではなかったことは否めません。
「MAMA」や「ダーク・フェアリー」などのホラーを期待すると肩透かし。
この映画は完全に
昼ドラなのだから!
結局人間と愛が一番怖いというお話。
ありきたりなストーリーで予想を裏切る展開がある訳でもないので、少々尺長に感じてしまうかもしれません。
ロマンスやスリラーが好きな方には霊という要素が追加され、また違った面白さがあるかもしれませんが、ホラーとしては何か物足りない。
ラストは激しい攻防の末の切なさですが、過去作に比べるとズッシリと来る何かがない。
やはり今回はビジュアル面が強すぎたため、その他の部分の手薄さが浮彫って見えましたね。
まぁしかしギレルモ・デル・トロの映像美にどっぷり浸かれる映画であることは間違いなし!
ではありますが、個人的には同じような内容の映画であれば、同監督の「デビルズ・バックボーン」のほうが好みですかね。
★★★☆☆
ギレルモ・デル・トロとサイレントヒル。
初めてこの話を聞いた時には「なんてこったい!」と大はしゃぎ。
しかし気がつけば開発中止。
許さん!
許さんぞコナミィィィィィィィイイイイイイイイイイイイ!
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