イーサン・ホーク主演の前作「フッテージ」
やけにリアルなスナッフフィルムの質感と前半グイグイと惹きつけられる展開の映画。
しかし個人的には終盤の失速感とラストのコレじゃない感。


そんな『コレじゃない存在』を押し出してきた「フッテージ デス・スパイラル」
邦題のダサさ加減はさておき、前作でサブキャラだった保安官が本作では主人公。




















とうとうSlipknotとの直接対決を描く！


















っという展開に流れるかと思いきや、以外にも前作の雰囲気を崩さないように丁寧に撮られている作品であり、ブグールのラスボス的扱いも引き継いでいるので、正当な続編と言えるかと思います。
また、少し薄味にはなったものの前作に劣らずスナッフフィルムの出来の良さは中々良い。


恐怖演出も音での力技があるものの、ほどほどに怖い。
特にライトで廊下を照らすシーンは好みです。

そして以外にもしっかりとしたストーリー、ヒューマンドラマ。


しかし前作である程度の謎が解けてしまっている分、今作ではミステリー要素がほとんどなくなったため面白味が半減。
それもあってか終盤まではそれほど盛り上がりもないため少々退屈気味。


終盤からの盛り上がりは良いですが、ベタであるはずなのに後から付け足したかのようなラストのわざとらしさが非常に邪魔。


前作に続き、またもラストで「ヤッてしまった！」残念に思う映画であります。



★★☆☆☆



終盤の何とも懐かしい映画を観ているような感覚
あれは完全に








アーバンハーベストでしょう



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