どーもマロでやんす(●´ϖ`●)
本日は「恐怖」でございます。
【あらすじ】
脳科学の研究者である太田夫妻は戦前に行われていた人体実験のフィルムを入手する。
フィルムには不思議な白い光が映っており偶然部屋をのぞいた二人の幼い娘もその映像を目撃してしまう。
17年後、大学病院に勤めていた姉のみゆきは失踪。
姉の行方を追う妹のかおりは禁断の脳実験を繰り返す母、悦子と再会するが・・・
監督・脚本は「女優霊」や「リング」の脚本でお馴染みの高橋洋。
Jホラーシアター最後の作品となります。
久しぶりに見た異質系ホラー。
いや、異質過ぎ。
内容は「マーターズ」と近いところですが、同じような面白みを期待するとがっかりすることは間違いない。
ホラー映画を期待するのも同じく。
科学的な前半、高橋ワールドを次々に見せつけられる後半。
一度置いて行かれると最後まで観客が置き去りになる難解な映画。
難解といえば聞こえは良いでしょうが実際には自己満的で雑。
ホラー演出はほぼ皆無で退屈な1時間。
終盤には意味が分からなくてもなぜか見入ってしまい、「あれ?なんか面白いぞ?」と思わせるテンポと独特の映像。
そして最後にまた
突き放される
言いたいことは何となく分かりますが、深く理解はまず僕には無理。
監督のインタビューでラストの夢オチを否定していましたが「それってホラーなのか?」と結局もやもやしました。
分かりそうで突き放され、また分かりそうで突き放され。
そんなツンデレ演出のせいなのか何故かもう一度見てみようかと思ってしまう。
しかし
全く面白くはない
★★☆☆☆
一番良い味を出していた片平なぎさ。
彼女だけが唯一の
ホラー要素だった
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