どーもマロでやんす(●´ϖ`●)
本日は「アフターショック」でございます。
【あらすじ】
アメリカ人観光客のグリンゴは、2人組ガイド・ポヨとアリエルに案内され、チリ旅行を満喫していた。
そんな中グリンゴは3人の美女をナンパし、一緒にバルパライソの街を観光することに。
その夜、地下のナイトクラブで至福の時間を楽しんでいた彼らだったが、突如として巨大地震が発生。
負傷者を出しながらも何とか外に脱出したが、外では脱獄した囚人達が暴動を起こしており・・・
監督はニコラス・ロペス、制作・脚本はイーライロス。
とは言いつつも、イーライロスは出演してるし、よく見るとキャストは「グリーンインフェルノ」と同じ。
演出や理不尽さも含めイーライロス臭プンプンのほぼイーライロス作品となっております。
自然災害を描きつつも、極限状態に陥った人間の行動や脱走した囚人達によるレイプや殺人をゴア描写ありきで描くため、苦手な人は十分注意。
ただ、ホラー好きにウケる映画かと言うとそれも中々難しいんじゃないだろうか。
前置きがかなり長めで進展しない話で前半でダレ気味。
一変して地震が起きてからはゴア描写や人間の醜さが出てきますが、何故か面白味を感じない。
予算の関係などもあるのでしょうがないでしょうが、ディザスター物として見るとセット感が強いシーンが多々あることで恐怖感や緊張感がほとんど伝わってこないのが致命的。
登場人物たちの心理描写もよく分からない。
前半から後半で真面目な映画に移り変わりつつ、登場人物たちのキャラクター性も突然違ったものになってくる。
そこがとんでもなく不自然で強引に見えるせいか全く感情移入できないまま
イーライロスが丸焼きにされる
ラストでは結局主人公が囚人に振り回された挙句に津波に飲み込まれるというバッドエンド。
結局何を描きたかったのかがよくわからなかった。
色んなものを詰め込んだ割にはどれも中途半端に描きすぎて全然まとまりがない。
僕には、チリの囚人って怖い!ということだけが伝わりましたが、それを伝えたかった映画ということで間違いはないでしょうか?
★☆☆☆☆
何故か無性に見たくなったなぁ。
ブラインドネスが・・・
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