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嵐を呼ぶ!マロのブログの野望!

ホラー映画を中心に旧作から新作映画まで自己満レビューを まったり綴っていきます。(ネタバレあり) キリンさんが好きです。でもゾウさんのほうがもーっと好きです。

リブートはファンタスティックでもアメイジングでもない件 (ファンタスティック・フォー)

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リブートはファンタスティックでもアメイジングでもない件 (ファンタスティック・フォー)

どーもマロでやんす(●´ϖ`●)

本日は「ファンタスティック・フォー」でございます。







【あらすじ】
子供の頃から発明好きだったリード。
友達のベンと物質の転送装置を完成させ、科学コンテストに出展する。
その才能に目をつけたストーム博士はリードをスカウト。
自身の娘スー、弟のジョニーと共に物質転送装置の本格的な研究を開始させる。
研究の末に完成した物質転送装置で異次元空間プラネット・ゼロへのテレポートした彼らだったが、想定外の事故の末、一緒に乗り合わせていたビクターが行方不明に。
かろうじて地球に帰還した彼らだったが、身体に異変が起こり・・・


監督は「クロニクル」で映画監督デビューを果たしたジョシュ・トランク。
それもあってか前作までの「ファンタスティック・フォー」のスッキリしたイメージからシリアスな路線に変更した今作。
MARVELのリブート作品といえば「アメイジング・スパイダーマン」が大失敗に終わり、続編の製作中止とあまり聞こえのいいものではありません。(個人的にはアメージング好きなんですがね・・・)


今作も評判の良い監督だけに大きな期待をされていたのですが、公開前から出演者や監督が揉めるに揉めた挙句、脚本の変更・様々なシーンをカットするなどから明らかに未完成の状態で公開をしてしまった闇の映画。
結局現状ではアメイジングに続き、続編制作中止とジェイミー・ベルのファンとしては悲しい結果に。


まぁ今更ですが、そんなに酷いならと実際どうだったのかが気になり観賞することに(;´∀`)

結論としては
















可能性のあった駄作
















やはり原作を意識するのであれば前作の雰囲気のほうがファンタスティック要素がありますが、番外編のような目線で見るとドラマとしての面白味はこちらのほうが上。
とは言っても描き足りないところが多く、登場人物の心境などがよく分からない。
それもあってか「なぜそういう行動を取ったのか?」「何があってそうなったのか?」視聴者のご想像にお任せします状態。


リードとベンの幼少期からの友情関係もあっさり描かれているためか、中盤の二人の話に全く重みが出ず、最後は「親友だったから気がついたら仲直りしました」というような何とも曖昧なごまかし方。
ファンタスティック・フォーの大切な要素であるベンの葛藤も描かれていない。


ヴィランであるドクター・ドゥームことビクターの扱いもかなり酷い。
プラネット・ゼロの事故から生還した4人が誰もビクターの話すらせず、忘れ去られた人に。
5人で楽しそうに談話をしたりするシーンは何だったのか?
そしてビクターがスーに恋愛感情を抱いている設定は何の意味があったのか?
そんな適当な扱いだったら誰でも「新たな世界を〜」みたいな















突然中2病的な事を言い出すシルバーサーファーになるでしょう














昭和ゴジラ張りに遅い登場のドゥーム。
今からが見せ場か?と思いきやあっさりと終了。
ラストのアクションシーンを入れてもアクションシーンがあったのは全体を通して恐らく15分程度のもの。
ゆっくり読み聞かせられている絵本を突然結末だけ言われて閉じられるような感覚。
これは確かに酷い。


エンドロール後にお楽しみ映像がない点、MARVELに見放されているような感じがなお、切なくなりました。


まぁ明らかに駄作であり、駄目なところはまだまだありますが、個人的にはこの映画で監督がやろうとしていたであろう新ファンタスティック・フォーは嫌いじゃない。
しかしヒーロー映画に大切なキャラクターの魅力がない。

予告映像から察するに本編に収録されていない映像が多々あるでしょう。(特にベンのシーン)
つぎはぎしたような本作でしたが、カットシーンがなければキャラクターの魅力もある映画になっていたかもしれないですね。
2005年ぐらいに公開されていたら意外と楽しめたかもしれません。


監督の意図する「ファンタスティック・フォー」が見てみたかったものです。



★★☆☆☆



今回はスタンリーの出演なし。
公開中に劇場で見てたら「とうとう死んでしまったのではないか!?」と焦りますので







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プロフィール

HN:
マロ
年齢:
34
性別:
男性
誕生日:
1990/08/05
職業:
会社員
趣味:
ビックリマンシール収集
自己紹介:
今年でとうとう27歳。
映画を見るかゲームをするかの人生を歩んできました。
ゲームの世界に逃げ出したくなることもあります。

えっ?何のゲームですかって?



ポケットファイターかなぁ・・・(;´д`)トホホ…


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