どーもマロでやんす(●´ϖ`●)
本日は「ラスト・エクソシズム」でございます。
【あらすじ】
悪魔祓いの専門家マーカス牧師。
地元では有名な彼だが、実は悪魔の存在を信じておらず、トリックまがいの儀式を自ら公表すべく、ドキュメンタリー映画に協力することに。
そんな中、少女ネルの悪魔祓いを依頼する一通の手紙が届く。
マーカス牧師と撮影スタッフはネルのいる農場を訪れ、最後のエクソシズムを行うが・・・
日本人には文化の違いもありちょいと受け入れがたいエクソシスト系映画。
かつ、POVということで若干万人受けしないイメージ。
しかし、以外にもテンポも良くミステリアスな前半部分で楽しめる作品。
POV映画特有の前半のダルさはそれほど感じず、主観の持って行き方も自然で内容もリアリティがあるためかグッと引き込まれる。
斬新な設定もあってか、かなり見やすい部類に入る。
恐怖演出に派手さはないものの役者の演技力でカバー。
特にネルを演じたアシュリー・ベルは20歳後半で17歳役を演じるには多少無理のある容姿ではあったが悪魔に取り憑かれた少女を怪演。
異様な不気味さを醸し出す彼女の力もあってか、じわじわと恐いと思える。
ただ、終盤からラストにかけてからの展開が非常にもったいなかった。
いい意味でのどんでん返しを用意できいましたが、何ともパラノーマル的な終わり方。
最後の最後だけ投げやりになってしまったようにも見える荒さが気になりました。
個人的には低予算映画として見れば出来の良い作品に思いますし、楽しめる正統派ホラーかとは思いますが、作り上げた雰囲気をぶち壊してしまうようなラストだけが惜しいと思いましたね。
ネタバレはしないで鑑賞したほうが楽しめる作品でしょう。
★★★☆☆
この作品を見終わって何となく「デビルズ・フォレスト」を思い出しました。
クリーチャーホラーですが「ラスト・エクソシズム」が気に入った方は是非オススメします。
しかしクリーチャーなんか一瞬しか出ないから
そこは期待するんじゃない!
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