どーもマロでやんす(●´ϖ`●)
本日は「トレマーズ5 ブラッドライン」でございます。
【あらすじ】
最強のグラボイズハンターであるバート・ガンマー。
長年の宿敵である地中のモンスターたちを追い続ける彼のもとに、南アフリカの野生生物保護区の住人たちがグラボイズに襲われているとの情報を聞きつける。
新たな相棒トラヴィス・ウェルカーとともにアフリカに飛んだ2人であったが、アメリカに生息しているグラボイズとは習性が異なり苦戦するが・・・
トレマーズもとうとう5作目。
記念すべき第1作目の主演はケヴィン・ベーコン。
小学生の頃、VHSに録画していたやつを何度見たことか・・・(;´∀`)ハァ
それぐらい好きな作品であります。
しかし2作目からは徐々に劣化。
ほとんど海外ドラマの延長線上のような残念な映画に。
それでは本作「トレマーズ5」
舞台はアフリカに移り、荒野のシーンも増えたため序盤の作品を思い出します。
ただ、コメディ寄りになっていますので「トレマーズ2」の雰囲気に近い。
そして今回はグラボイズの形態進化は一旦ストップし、巨大かつ地中から飛び上がるアフリカ強化バージョンの新たな亜種グラボイズが登場します。
個人的にはこれ以上の形態進化は求めていないので、亜種程度の設定でグラボイズのマンネリは十分緩和できる。
触手が本体から離れて行動できるという設定も増えましたがコブラのような動きをすることで、アフリカというシチュエーションを活かせる演出になっていて楽しめた。
捕食されたはずの登場人物の生還やとにかく飛び散る赤黄色い血しぶきなど、お決まりのポイントは抑えており、バートの息子に関するちょっとしたお楽しみ要素もある。
特に酷かった「3」「4」の失敗を多少は取り戻せるほど良い軌道修正ができている。
しかし、予算の問題もあるでしょうがせっかく向上したCGも戦闘シーンの少なさとあっけなさ、海外ドラマ臭はプンプンなのにあまりテンポが良くなかったという点が勿体無かったですね。
せっかくなら親子での銃乱射も見たかった気持ちですし・・・。
今作も含めて「3」からはトレマーズファン向けというよりは
バートファン向けの映画
初見の方には完全なる駄作にもなりうるでしょうが「3」「4」「5」の中では一番楽しめる作品となっていました。
がっ!やはり1作目の壁は超えられない(ΦωΦ)
★★★☆☆
さて次回作はあるのでしょうか?
僕としてはこのシリーズが悪くなる原因の一つに「バートが主役」という点が問題な気がします。
最強の脇役だから面白い。
海外ではドラマ版「トレマーズ」にケヴィン・ベーコンが復活するようです。
また打ち切りの臭いがするんで
映画の方に戻ってきてはくれないでしょうか?
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