どーもマロでやんす(●´ϖ`●)
本日は「青鬼 Ver2.0」でございます。
【あらすじ】
高校生のひろしと杏奈はイジメが原因で不登校になった同級生のシュンの家へと向かう。
しかし道中、ひょんなことから二人は怪物が現われると噂されるジェイルハウスに立ち寄ることに。
一方、シュンの不登校の元凶である卓郎たち三人も 肝試しの実況動画制作のため屋敷に入っていくが突然出口が塞がれてしまい・・・
今作は前作「青鬼」の続編となっていますが、登場人物の設定以外は引き継がれている要素はないため、関連性はありません。
こちらから観賞しても内容的には問題ないですね。
しかし残念なことに
前作と変わらずの駄作っぷり
冒頭から演技でがっかりさせられる映画も珍しいでしょう。
物語の進行もかなり強引。
意味深な演出が多い割には全て投げっぱなしにされ何の意味もないというお粗末ぶり。
ニコ生へのリスペクトも完全に謎です。
浅い友情物語にこれでもかと言うほどミスマッチなBGM。
見て見ぬふりができないほどの小道具の安っぽさにはもう心折れました。
それに追い打ちをかけるようにラストのリセット後のシュンと杏奈。
脚本家はリセットの意味を知らないのではないでしょうか。
そしてエンドロール中に登場する巨大青鬼。
何が目的の演出なのか?観客にどのような反応を求めているのか?
最後の1%までがっかりが続く。
フワッティこそ本作の見所になるキャラクターですが、部分的な登場で見せ場がない。
結局青鬼ばかりに追われることになるのですが、前作のように喋るわけでもなく走るわけでもないため不気味さも恐怖感もないただの青い塊。
ちょっとしたゴアシーンまでなくなり、どこを楽しめば良いのかとことん分からない映画に。
CGの出来は十分ですがその他の全てが「デスフォレスト」にさえ劣ってましたね。
これはもう完全に
勝者ヨシエ!
★☆☆☆☆
タケシが狂ったように笑うシーンがあります。
そのシーンがやけに長いのでつられて笑ってしまいました。
でもそういうのを狙ったシーンじゃないんだろう?
やっぱり演出失敗してますぜ兄貴!
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