どーもマロでやんす(●´ϖ`●)
本日は「デスフォレスト 恐怖の森2」でございます。
【あらすじ】
とある高校の旧校舎で練習に励む演劇部に問題児であるキズキが新入部員として入部してくる。
しかし誰とも打ち解け会えない彼女は練習を抜け出してしまう。
しかたなく辺りが暗くなるまで練習を続けていた彼女たちであったが教室が停電。
顧問を探すため校内を歩く彼女たちだったが、ナイフを手に持ったキズキと横たわる顧問を目撃し・・・
フリーホラーゲーム「恐怖の森」の実写映画となります。
今作では前作で生き延びた内田一輝はチョイ役。
新たに女子高生軍団を踏まえ、再度ヨシエたち化物軍団に襲われるというお話。
そう・・・
学校でな!!!
フォレストどこに行ったんだ?という疑問が強く残る作品となりました。
内容は一作目から大きく進展はしておらず、シチュエーションを変えてほとんど同じ内容を取り直ししているような印象でした。
役者の演技は前作で慣れてしまったので、それほど気になりはしませんでしたがヨシエ登場までの無駄な時間がかなり長め。
大筋に関わりのない薄っぺらい話がダラダラと大半を占めてしまっているため、約70分程度と見やすい時間の割にはテンポが悪いことが難点でしょう。
また、個々でキャラクターの設定がある割には唐突な行動をとったりキャラと言動が一致しないなど中途半端。
肝心のヨシエ姉さんですが、今作では全体像をハッキリと描きすぎているためかチープさが前に出てしまった。
また、シチュエーションが校内であるため白塗りのおじさんも異形感が薄い。
ゾンビ映画にしか見えなくなるため肉弾戦シーンは完全に蛇足。
とは言え、多少スプラッター要素が増えたことでヨシエ姉さんの気持ち良い食いっぷりを堪能できるようになったことは楽しめた。
しかし、最初にも言ったとおり話に進展がほとんど無いため、今作を飛ばしても支障がないような内容。
ホラー映画として見るならば個人的には前作のほうが好みですかね。
★★☆☆☆
内容的にもビジュアル的にも「青鬼」とは違い独創性を押し出してくる「デスフォレスト」
さほど面白くもないのにまだ先を見てみたいと思えるこの感覚・・・
カルト映画と呼ばれる日も近いか・・・?
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