どーもマロでやんす(●´ϖ`●)
本日は「ウルフコップ」でございます。
【あらすじ】
小さな町の警察官・ルーは酒好きで面倒なことには関わりたがらないだらしない男。
ある夜、遠方からの通報を受けたルーは柄にもなく現場へ向かうが、現場で何者かに鈍器で殴られ気を失ってしまう。
翌朝何事もなかったかのように自宅で目を覚ました彼だったが、異常なほどに研ぎ澄まされた五感、剃っても一瞬で映えてくる体毛に身体の異変を感じる。
そして満月の夜、ルーの身体に激しい激痛が走り・・・
シッチェス映画祭2015で上映されたアクションホラー「ウルフコップ」
ホラーというよりもコメディ寄りのダークヒーロー物といった印象。
話のテンポもよく、ストーリーも意外ときちんとしているため低予算映画とはいえ楽しめる作品。
CGの多用された低予算映画とは違い、しっかり特殊メイクで見せきってくれる点が非常に嬉しいところ。
やはり、人狼物の見所は変身シーンにあるわけですが、身体の中から抜け出てくるような変身シーンは作り込まれており、ドロドロとした雰囲気は80年代のホラーを見ているかのような見応えがある。
アクションシーンも顔剥ぎや頭ブッ飛ばしなどホラーらしい演出であり、拳銃を多用するという斬新さもある。
ウルフ・コップ専用の車を登場させるなど遊び心も楽しく、音楽も懐かしさ溢れます。
個人的にはこの車の製作シーンが大好き。
しかし、面白さが盛り込まれているのは中盤までで、中盤以降は失速感が目に見える。
終盤の単調なアクションシーンと暗く状況を把握しづらい映像が長々と続くことが残念。
できればシェイプVSウルフという最後までハッチャケたクライマックスが見たかったですね。
次回作があればもっと暴れてほしいウルフ・コップ。
★★★☆☆
悪役3人を見て突然思い出した・・・
ゴルゴム三神官
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