どーもマロでやんす(●´ϖ`●)
本日は「ドロメ 女子篇」でございます。
【あらすじ】
来年からの共学統合が決まっている男子校の泥打高校。
そこへ男女合同合宿のために紫蘭高校演劇部の女子4人がやって来る。
合宿は厳しくも楽しく進んでいくが、突如として女子を襲う見えない力や、消しても現れる不気味な壁の染みなど不可解な現象が次々と起こり始める。
そんな中、泥打高校の女性教師・山岸が行方不明になっていること、古くから村に言い伝えられているドロメという存在の話を耳にするのだが・・・
監督は内藤瑛亮。
つい先日「ライチ☆光クラブ」を観賞しましたが同監督作品となります。
それもあってか「ライチ☆光クラブ」でヤコブ役の岡山天音が出演。
主演は小関裕太と森川葵。
こちらはドラマ「ごめんね青春」で共演済の二人。
ドラマでの役柄もあってかちょっと本作でのキャラクターに慣れがいりましたね。
それはさておき、本作「ドロメ」のウリは青春ダブルアングル・ホラーという新ジャンルであること。
男子篇・女子篇それぞれ同時進行でストーリーが描かれ、互いの視点から別の恐怖や謎が描かれます。
女子篇とタイトルにある通り、女の子同士の恋愛や友情が主軸となっており、肝心のドロメは後半辺りまでエッセンス的なポジションとなっている。
学生らしいリアルな描写は丁寧でありコミカルでもありますが、ホラーを期待していると前置きの長さがネック。
主人公の成長も物語の大切な要素となりますが、感情移入のできない主人公にストレスが溜まる。
だって僕男の子だし!
ドロメはドレッドヘアーに泥まみれ、動きは伽椰子と意外にも怖いと思わせる容姿ですが、後半以降からは登場率が高く、慣れもあってか
どこぞのラッパーにしか見えない彼女
ですが、まぁコメディなんで良しでしょう。
終盤は主人公のバットが炸裂し、ドロメは怪人と化し、「ショーン・オブ・ザ・デッド」のオマージュのような激闘を迎え、カンフー映画お馴染みのラストで締めくくるという痛快な展開で楽しめるものとなっており、エンドロール後にもちょっとしたおふざけがあります。
っが!やはり全体的に見ると退屈気味な前半とホラーの割合が偏ってしまっていることが問題か・・・
女子力の高さは必須ですが、学生に向けたネタホラーとしては楽しめるのではないでしょうか。
中高生よ観賞あれ。
★★☆☆☆
AKB批判をさらっとするところが一番ゾッとしたと思いましたが、持永先生のシールドセージばりの盾持ちタックルのほうが
何倍もゾッとしました
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