どーもマロでやんす(●´ϖ`●)
本日は「キャビン・フィーバー」でございます。
【あらすじ】
夏休みをキャビンで楽しむため、人里離れた森にやってきた大学の友人たち5人。
森の中で酒を飲みながらキャンプファイヤーを囲んでいる中、血まみれの男が現れる。
何かの伝染病に感染している疑いのあるその男を追い払った彼らだったが、その後、仲間の一人が体調の不調を訴えたことで、感染を恐れた残りのメンバーは疑心暗鬼に陥ってしまい・・・
監督は「ホステル」や「グリーンインフェルノ」でお馴染みのイーライロス。
本作はそのイーライロス監督のデビュー作品となります。
何だかんだで1、2、ペイシェントゼロとシリーズ化もされており、今年はリメイク版も日本公開されましたね。
ってなわけでリメイク版との比較のため久しぶりに鑑賞。
この一作目、ベタなシチュエーション・低予算映画でありながら感染症という物体のない恐怖に襲われる人間模様と監督らしいブラックユーモアが楽しめる。
スプラッター度合いも過剰ではなく、大きく非現実的な内容でもないため、見終わった後に水を飲むことを若干躊躇してしまうという不安感を味わうことになります。
前半こそどこかで見たことあるようなベタシーンを淡々と見ることになりますが、中盤から感染症だけに留まらないゴッチャ煮な展開で飽きさせない。
村人や警官たちの異常行動、サスペンスのような雰囲気も漂いつつ「死霊のはらわた」を思わせるようなシーンを入れるなど、所々監督の好きなホラー映画が反映されているような印象。
主要人物よりも脇役のキャラが強すぎる作品でもあり、お馬鹿警官ウィンストンは続編まで続投するほどキャラが濃い。
イーライロス本人がノリノリで出演しているというおまけ付き。
特にキャラが濃く、この映画一番の見所でもあるカンフーパンケーキBOYは
狂気の沙汰と言っても過言ではない
ゴチャゴチャとしていて結局何がしたかったのか分からないという点は否めませんが、レモネードネタと店主のブラックな伏線が上手く回収された気持ちよさを感じながら、カントリーな音楽が流れるラスト。
主要人物はみんな死んだにも関わらず、何故か痛快と思えるところが不思議なのです。
個人的には「ホステル」よりはこちら派ですかね。
★★★★☆
イーライロスもマジギレしたと言われる「キャビン・フィーバー2」
その理由は実際に見るとよく分かるでしょうが、ただ下品でドロドロするだけの2も
僕は決して嫌いじゃないという変態なのさ
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