どーもマロでやんす(●´ϖ`●)
本日は「レッドインフェルノ」でございます。
【あらすじ】
人里離れた森の奥、古い館に住む2人の美女。
彼女たちは人間を誘惑し、SEXした後に殺す恐るべき殺人鬼だった。
一方、失踪した友人を捜しに森へやってきたハリエットたちは、謎の館の存在に違和感を感じ・・・
邦題は「レッドインフェルノ」となっていますが原題は「Vampyres」
同名の1975年の作品をリメイクしたスペイン産ホラー映画となっています。
日本版ジャケットは上のものと異なり、カンニバル映画のようなパッケージですが原題から察する通り実際は吸血鬼ホラー。
カンニバル映画だと思っていただけに正直騙された感があります。
ダラダラとした映像が淡々と流れ、開始15分程度で眠気を誘うことの風の如く。
真っ昼間から堂々と森を散策する吸血鬼に失笑すること林の如く。
中途半端なスプラッターで萎えること火の如く。
エロはエロでもそこそこババアのエロシーンで反応に困ること山の如し。
ざっくり言うとそんな映画です
ダラダラとした流れはしっかりラストまで続き、大きく進展することもなく、吸血鬼に翻弄されるおじさんが館を出たり入ったりするだけ。
ウォーキング系・リハビリ系映画と言っても過言ではない。
オリジナル版を知らないからかもしれませんが、吸血鬼の設定がよく分からない。
真っ昼間から外を出歩いているくせに日差しに対しては過剰に反応。
ラスト間際に突然怪力を放ったり、天井に飛びついたりと吸血鬼としての仕事が遅い。
正直なところ落ち着いた吸血鬼映画の雰囲気があっただけにいきなり「ブレイド」みたいなことされても困ります。
スプラッターシーンもしっかり作っているのは首切り程度で、その他は効果音と血糊でごまかす。
女性の逆さ吊りお風呂は悪くないが、「ホステル2」でその完成形を見ているだけに劣って見えてしまいますね。
残るはエロ。
エロティック・ホラーと言うからには力が入っているのだろうと思うも、やる気のないおじさんとそこそこおばさんな吸血鬼の似たり寄ったりなプレイを何度も見せつけられるという拷問系エロ。
ミスマッチなBGMがまたとんでもない駄作臭を醸し出す。
一番の問題点は主人公が明確でないこと。
ハッキリしていないため誰にも感情移入できないことで、どのシーンも薄っぺらく、ラストまで何も残らないことが致命的でしょう。
マニアックな方にはあのエロだけでも満足なのかもしれませんが、ホラー映画なのにエロしか残らなかったら
それ完全にAVだぜ
★☆☆☆☆
本当に何も記憶に残らなかった・・・
恐らく一週間程度で内容は完全に忘れてしまっているでしょう。
ただ、
デカ字幕が選択できたことは恐らく忘れないであろう
DVDはこちらからどうぞ