どーもマロでやんす(●´ϖ`●)
本日は「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」でございます。
【あらすじ】
1994年10月、モンゴメリー大学映画学科に通う三人の学生は、その土地に古くから伝わる伝説の魔女「ブレア・ウィッチ」を題材としたドキュメンタリー映画を作成するためメリーランド州バーキッツビルのブラック・ヒルズの森へと入った。
しかし、彼らは森の中で消息を絶ってしまう。
事件から1年後、彼らが撮影したものと思われるフィルムとビデオが、森の中で発見されたのだが・・・
POVホラーの走りとも言われる「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」
1999年に日本公開された当初、「とんでもなくヤバイホラー映画だ!」とか「本編の映像は本物だ!」とか「キャストが本当に行方不明になった!」だとか色々な噂が飛びかっていたのを今でも何とな〜く覚えています。
実際、POVの走りは「食人族」じゃね?という疑問も個人的にはありますが、「確信に迫らない嫌らしい演出のPOVはここからだったのか!」という謎は解けました。
正直言って嫌いなジャンルでありますPOVホラー作品。
ダラダラと時間稼ぎのような映像が流れ、終盤だけ盛り上げて投げっぱなし。
そんなイメージが自分の中で定着してしまっているのですね。(ほとんどパラノーマルが原因)
もちろん「V/H/S ネクストレベル」の「SAFE HAVEN」のようにとんでもなく神がかった作品もありますが稀なことでしょう。
話は戻りまして本作「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」
モキュメンタリータッチで描かれた作品となり、ストーリーも至ってシンプル。
肝心の森に入るまでの下りもかなり早いため、テンポよくラストまで楽しめるかと期待をしてましたが
以降お決まりのパターンであった
喧嘩シーンが延々とラストまで続き、やっと進展したと見せかけて強制終了。
当時からするとその不明確さが斬新であり、リアリティの高さから「本物を見てしまったかも知れない」という恐怖を演出し観客を楽しませたのかもしれない。
しかし、当時の波に乗っておらず特に思い入れのない身としてはどうしても退屈と言わざるを得ない。
一歩間違えると森に入った若者が遭難しただけの話にも見えなくもない。
それほど何も起こらないのですから。
超低予算映画故に敢えて直接的なものを映さず、観客の想像力で罠にはめる手法とチープな映像の質感、魔女のアイディアはいいですが個人的には落ち着きのない魔女も見たかった。
だからこそもうすぐ公開の「ブレア・ウィッチ」が楽しみなのですがね。
★★☆☆☆
何だかんだでパラノーマルの2、第二章、3、4は劇場で観賞している僕ですが(1、呪いの印、5はレンタル)次回作があればまた観に行ってしまうかも知れない・・・
懲りないのはお互い様ってことかい?
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