どーもマロでやんす(●´ϖ`●)
本日は「エルサレム」でございます。
【あらすじ】
1年前に兄が他界したサラは友達のレイチェルと共にイスラエル旅行へと向かう。
その途中、二人は機内で知り合った人類学者のケヴィンに誘われ、「聖なる都」エルサレムに滞在することに。
エルサレムを満喫していた彼らだったが、数日後ケヴィンの様子はおかしくなり病院に監禁しまう。
そして翌日、この地で最も神聖な日と言われる「贖罪の日」が訪れるが、街中で爆発が起こり、サラたちは旧市街に隔離されてしまい・・・
イスラエル産POVホラーである「エルサレム」
今作は手持ちカメラの撮影ではなく、主人公のスマートグラスを通した映像で物語が進行。
エルサレムの土地感と美しい風景が楽しめるものの、肝心のストーリーが全く進展しないというPOV映画お決まりのダラダラとした展開がギリギリまで続く。
終盤でようやく本作のウリである怪物や悪魔が登場し、更に感染と様々な要素を一気に突っ込んではくるものの「REC」や「クローバーフィールド」パクってしまったと思わざるを得ない演出が多い。
POVホラーをほとんど見たことがない方には楽しめる映画でもあるかもしれませんが、突き詰めた描写があるわけでもないため、この手の作品を何作か見ている人にはこの見栄えの無さは焼き増しのようで少々キツイ。
唯一、オリジナリティのあるスマートグラスも機能を無理に使用した演出が多く、ラストの伏線のための繋ぎでしかない点も残念。
そして主人公の兄の頑張りが大きく無駄になるラストには
思わず笑ってしまいました
情緒不安定の主人公と数日を過ごす疑似観光映画と割り切って見ることをオススメします。
★★☆☆☆
父親に飛行機の出発時間があるから早く支度しろと言われるサラ。
今行く今行くと中々動き出さないくせに友達には出発の時間があるから急げと急かすサラ。
私はあなたが嫌いです
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