どーもマロでやんす(●´ϖ`●)
とうとう2016年も明日で終わり。
ってなわけで本日のブログで今年最後のレビューとさせていただきます。
当ブログを拝見していただいている皆様、今年もお世話になりました。
どうぞ、よいお正月を。
本日の映画「バイオハザード・ザ・ファイナル」でございます。
【あらすじ】
無残な姿に変わり果てたホワイトハウスで目を覚ましたアリス。
アンブレラ社が開発した人工知能レッドクイーンから48時間後に人類が滅びると告げられた彼女は、Tウイルスを完全に死滅させることができるワクチンの存在を知らされる。
ワクチンの保管場所であるラクーンシティに向かうことになったアリスであったが道中、死んだはずのアイザックス博士に拘束されてしまい・・・
シリーズがやっと完結しました。
第一作目は2003年公開(日本公開)ですのでまだ僕は中学生です。
いやはや本当に長かった。
今作で何よりも痛感したこと
ミラ・ジョヴォヴィッチ年取ったなぁ・・・
やはり13年という年月はデカイ。
何だかんだで過去作品全て映画館で観賞し、「バイオはそうじゃないんだよ!」とか「ジルはそうじゃないんだよ!」とか何かといちゃもんをつけていた思い入れ?のある作品であります。
そのフィナーレである本作は
冒頭からがっかりさせられることになる
そう、前作のラストを丸投げしてしまうのだ。
このシリーズの一番悪い癖である設定の改変。(特にウェスカーお前だ)
更には48時間で世界を救え!と時間制限まで最初からぶっ込んでくる。
最終章なのにとにかく最初から駆け足なのも残念であり、今まで長い年月をかけてアリスが行ってきた行動と48時間という時間が全くつり合わない。
前作のラストの戦いは省かれ、エイダやレオン、ジルまで消えてしまい不自然に最終章感を演出され、気持ちは乗らない。
物語はシンプルでアクションシーンがほとんどを締める割合なため、ダレるということはないが肝心のアクションシーンで何が起こっているのかが分かりづらく、暗いシーンでのアクションシーンでは何が起こっているかほとんど分からない。
スピード感を出すための演出でしょうが、今作はそれが悪い方向にしか行っていないため終始ストレスが溜まる。
今回は2Dで観賞しましたが3D観賞だと更に酷い状態だったのではないでしょうか?
内容としては良くも悪くもいつも通りの「バイオハザード」でこれと言って大きな変化もない。
まぁなんとなく1作目を意識したような演出はちらほら、そしてファンサービスなのか1作目のレーザートラップが再登場。
しかしそのトラップ
シリーズ通したら3度目やろがいぃ!
っと残念な点はまだまだ多いものの、アンブレラ社の目的の解明、レッドクイーンの正体、アリスの結末と後半は意外もきれいにまとめられているためシリーズのラストとしては決して悪くない。
ファイナルだけに多少支離滅裂でもお祭り感全開であればもっと楽しめた気もしますが、ファイナルが故に「アリスの戦い」という原点的な軌道修正をかけたのでしょう。
それならばいっその事クレアも登場しないほうがまだ良かった気がしますがね・・・
ローラの死に様が何よりも心に残るファイナルでした。
★★☆☆☆
ミラ・ジョヴォヴィッチ本当にお疲れ様。
あなたはゾンビ映画界の
シガニー・ウィーバーだぜ!
Amazonビデオ・Blu-rayはこちらからどうぞ