どーもマロでやんす(●´ϖ`●)
本日は「喰らう家」でございます。
【あらすじ】
一人息子を亡くしたアニーとポール。
二人は息子の死を乗り越えるため、田舎町の一軒家に移り住み、新たな生活を始めることに。
生活を初めて間もなく、アニーが一人で家にいると地下室から物音が聞こえ、人の気配を感じる。
亡くなった息子の霊だと信じたアニーは、友人の霊媒師であるメイと夫のジェイコブを自宅に招き、降霊を依頼。
しかしメイは息子の霊とは別の邪悪な存在を感じ取り・・・
グゴッグゲゲゲェェェェ!!!
とインパクトのあるジャケットがの割にはダサい邦題をつけられたホラー映画。
実際そんなシーンはありませんがね(ΦωΦ)
しかしいざ蓋を開けてみるとジャケットとは少し異なるイメージで、70年代のホラー映画を見ているかのような映像感と物静かな雰囲気。
「いわくつきの屋敷」「何かを隠す町の住人」と王道な設定なのも相まってレトロ感は高い。
ホラー演出も控えめでじんわりと迫ってくる正統派ホラーな印象。
静かな雰囲気が続く前半のため過激なホラー好きには退屈とも感じられそうな映画ですが、後半でがらりと雰囲気が変わる意外性が面白い。
息子の死を軸にして進行していたストーリーから家の謎に焦点が移り変わり、突如として
スプラッター映画に切り替わる
主役、町人、黒焦げ一家の大乱闘は思わず笑ってしまう。
また、スプラッターシーンは中々の出来で胸を羽のようにパッカーンと割り血しぶきを噴き出すシーンは実に爽快。
静と動のバランスが絶妙な良作B級映画ではないでしょうか。
しかし、肝心の謎に関してや夫婦を生かした理由などの説明不足が多く、息子の目的もよく分からないため、ほとんどがご想像にお任せします状態。
もう少し掘り下げてくれれば更に楽しめたかもしれませんが「ホラー映画って大体丸投げだよね」と言われれば特に言い返す言葉も無い点が何よりも怖いのです。
★★★☆☆
死んだ息子が少年だと勝手に解釈していた僕も問題ですが、結構年を取ったおじさんじゃねぇか!と変なところで暴露してくるのも
よっぽど問題ですよね
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