どーもマロでやんす(●´ϖ`●)
本日は「ザ・テイキング・オブ・デボラ・ローガン」でございます。
【あらすじ】
ドキュメンタリー映画の制作のため、ヴァージニア州のとある田舎町を訪れた医学生のミアは、そこに住むアルツハイマーを患っている老女デボラと娘のサラの生活に密着取材をすることに。
撮影当初、一般のアルツハイマー患者とほとんど変わらない症状が現れていたデボラだったが、次第に奇行に走るようになっていく。
医者はアルツハイマーの症状の一つではないかと仮定するが、デボラの行動は何かに取り憑かれたように過激になっていき・・・
監督はアダム・ロビテル。
どうやら「パラノーマル・アクティビティ5」の脚本を担当した方ですが、なんと次回作は「インシディアス:Chapter4」とのこと(ΦωΦ)
そろそろジェームズ・ワンに戻ってきてほしいところですが・・・
そんな彼の長編初監督作となる本作「ザ・テイキング・オブ・デボラ・ローガン」はアルツハイマーの女性に起こる不可解な現象の謎を追うモキュメンタリータッチなPOV作品。
同じくババアホラーの「スペル」とは異なり、シリアスな展開が続き恐怖度は高い。
展開も早いためダレることなく鑑賞できますが、ホラー演出が「パラノーマル・アクティビティ」や「REC」に嫌なほど近いためか、パクリと言わざるをえないシーンもちらほら。
しかし、デボラを演じるジル・ラーソンの演技力がなんとも言えない老婆の怖さ、弱々しさを十分に演出している。
前半こそよくあるPOVホラーに感じる本作ですが、後半は怒涛の展開の連続。
まさにジェットコースタームービー
本作のキャッチコピーである「ラスト10分の衝撃映像」はハッキリ言って期待しない方がいいですが、スピード感のある力技とビジュアルインパクトが最大限の見所に。
個人的にはPOVホラーをごちゃ混ぜにした集大成とも言える作品ではないかと思いますね。
無駄に単独行動をせず団体行動だったり、ラストを投げっぱなしにしなかったり、デボラの娘サラがサラ・コナーばりに行動力があったりと、個人的に忌み嫌っていたPOVホラーのストレスとなる要素がほとんど感じられなかったのも楽しめた要因の1つでしょう。
また、アルツハイマーと身近な題材である分、リアリティーのあるシーンが頭に残るのもいやらしさを感じる。
親がある程度の年齢をいくと時折この映画を思い出してしまうのであろう。
夜中に一人で鑑賞することを強くオススメします。
★★★★☆
ラストはロリコンじじいの
魔界転生である!
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