どーもマロでやんす(●´ϖ`●)
本日は「アンフレンデッド」でございます。
【あらすじ】
ある動画がネット上に公開されたことが原因で自殺してしまった女子高生ローラ・バーンズ。
1年後。彼女の幼馴染とその友人達はSkypeで他愛もない会話を交わしていた。
しかし、そこに見知らぬアカウントが突如割り込み、死んだはずのローラとして話しかけてくる。
やがてローラの死に隠された真実が徐々に暴露されていき・・・
製作総指揮は「パラノーマル・アクティビティ」シリーズを手がけるジェイソン・ブラム。
今作は全編が全編PC画面上のSNS・Skypeを通して展開していく斬新さが売り。
併せて自殺したローラ・バーンズ霊の復讐となんとも現代らしい完全ティーン向けホラー映画となっています。
一昔前で言うと「着信アリ」なんかを思い出しますね。
まぁしかし、この映画は霊が直接登場人物を呪い殺す!というホラーというわけでもなく、怖い造形の霊が突然飛び出してくるわけでもない。直接的にグロい描写があるわけでもない。
ただただネチネチと嫌がらせをしてくる陰湿な霊に掻き乱される!
怖いホラーを期待して見ると確実に肩透かし。
映画のタイトルにもある「アンフレンド」という言葉が一番のポイント。
「アンフレンド」とはFacebookで友達として登録していたユーザーをそのリストから外すことを指しますが、まさにこの映画は友人関係が一転し徐々に崩壊していくさまを楽しむ映画です。
この点を踏まえて見ればそれほど悪い映画ではなく、登場人物も善人がいないせいか誰が死んでもストレスが溜まらないという安心設定なので、ローラを軸において「キル・ビル」的な目線で見れば違った爽快感が味わえる。
しかし、ラストはさほど捻りもなく、一瞬だけローラが・・・というベタな展開な点が個人的には残念。
主人公の社会的な死、そして自殺の連鎖。
ローラが直接手を下さないようなラストを期待したんですがね・・・
日本でもLINEでいじめや自殺がある現代社会。
人間関係も広く浅くなりつつある若者はこの映画が怖く感じるのではないでしょうか?
★★★☆☆
ネバーゲーム中のジェス。
質問に3個も当てはまるから終始ピースしているようにしか見えないジェスが心に刺さる
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