どーもマロでやんす(●´ϖ`●)
本日は「ライト/オフ」でございます。
【あらすじ】
父の死後、母親と二人暮らしをしているマーティンは毎晩暗闇の中だけに現れる女に怯えていた。
事情を知った姉のレベッカは、弟のため、数年前に飛び出した家に久しぶりに帰ることに。
そんな中、マーティンから暗闇に現れる女の名前を知ったレベッカは絶句する。
それはレベッカが幼少時に暗闇の中で見えていた「ダイアナ」という女と同じ名前だった。
真相を突き止めるため自宅を探索したレベッカは父の書斎でダイアナに関する資料を見つけ・・・
監督はデヴィッド・F・サンドバーグ。
本作はYOUTUBEで1億5000万回再生された彼のショートフィルムを「ソウ」や「インシディアス」ジェームズ・ワン監督がプロデュースし長編化となったホラー映画となります。
なお、ショートフィルム版の映像がこちら↓↓↓
本作ではショートフィルム版でもあったライトのオンオフシーンを更に強化し、暗闇の中の女も「デモンズ」風の風貌になったため見た目での怖さはグンと増した。
冒頭から惜しみなく登場してくる女(以後ダイアナ)での掴みは良く、暗闇の中でしか行動ができないという点などもこの時点できちんと把握ができるため、誰にでも非常に分かりやすい作りになっている。
その後の展開も早く、ドラマを見せつつも程よく、昼夜問わずにダイアナのホラーシーンを合間に挟むため、ダレることはない。
上映時間も約80分とコンパクトにまとめられているため、あっという間の時間に感じてしまうでしょう。
コンパクトだからこそお化け屋敷のように次々に起こる展開にも疲れすぎない。
暗闇という誰にでも共感できる恐怖、家族愛、物理攻撃の霊体と所々の演出、やはり製作に携わっているためかどこかジェームズ・ワンのニオイを感じさせられるのも面白い。
しかし、ジェームズ・ワン作品を限りなくシンプルにした印象なので、ストーリー自体の深みはほとんどない。
また、ダイアナの正体など早い段階である程度のことが分かってしまい、中盤以降はモンスターパニック寄りになり好き嫌いが別れるところ。
個人的にはこの手の作品は好きなので十分以上に楽しめましたが、それでも唐突なラスト、そしてダイアナに関しての説明が不足な点は残念。
まぁ、あのショートフィルムをここまで膨らませれたことだけで十分かと。
既に続編が決定している作品なため、今作で手薄だったの内容の膨らみは続編以降に期待でしょうか。
未公開集では本作のラスト後であろうシーンがありますが、あのエンディングであれば評価を下げていたかもしれない(ΦωΦ)
★★★★☆
本作でマーティンを演じるガブリエルベイトマン。
子役ながらも彼のホラー映画での演技力は素晴らしかった。
続編にも出てほしい。ずっとダイアナにつきまとわれてほしい。
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