どーもマロでやんす(●´ϖ`●)
本日は「超少女REIKO」でございます。
【あらすじ】
学園祭を1週間後に控えたとある高校。
ある日を境に女生徒ばかりを襲う怪奇現象が多発する。
その現象を解決するため立ち上がった生徒会長ら6人は調査を開始するが、その現象にはある女性との霊が関わっており・・・
観月ありさの映画初主演作品である超少女REIKO。
初々しい観月ありさはもちろんのですが、今のイメージとは全く異なる少女の島崎和歌子がキラリと光るサイキック・ホラー。
SF・ファンタジー感も強く出ているため90年代の臭いがプンプン出ている作品です。
今作の売りである特撮は大迫力!とはいかないものの観月ありさの顔面たたみやドラゴンボールばりの壁破りと訳が分からなくともワクワクしてしまう謎の魅力とシュールさが合わさった見応えのあるもの。
監督・脚本が平成版ゴジラを担当した方なだけに今作でも最終的にはVS物になるのが面白い。
しかし、登場人物が多く、キャラクターの個性を極端に描いているためか肝心の九藤玲子が薄い存在になってしまっている。
更には黒幕までも学生達が見つけてしまうため、良いところを取られっぱなし。
超少女のタイトルにまで名前負けで足を引っ張られてしまう。
また、愛というワードがちょくちょく出てくる割にはそれすらもあっさりと描きすぎているので、内容としても薄い。
佐藤浩市や小泉今日子などの豪華キャストが伴わず、活きない内容になってしまったのは残念でした。
結果劣化版「キャリー」のようなバトルシーンを除いては盛り上がりに欠けるため、それほど深く印象に残らない。
個人的には万人にあまりおすすめできないネタ映画、もしくは観月ありさ・島崎和歌子ファンに向けた映画といったところでしょう。
総合して「エコエコアザラク」や「帝都物語」、「スウィートホーム」などのホラー作品と比べて大きく劣るホラーですが島崎和歌子の「ジーザス・クライスト!」というセリフとお嬢様キャラが病みつきになる
トリップ映画とも言える
★★☆☆☆
そして超少女は
おっちょこちょいナースと化す!
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