どーもマロでやんす(●´ϖ`●)
本日は「ブロブ 宇宙からの不明物体」でございます。
【あらすじ】
アメリカの田舎町アーパーヒル。
ある日、町はずれの山中に隕石が落下した。
その中潜んでいたアメーバ状の生物は近くにいたホームレスの男性の手に飛びかかった。
悲鳴を上げる男性の近くをたまたま通りかかったブライアンやメグらは、男性を病院へと運ぶのだが、アメーバ状の生物は男性の下半身を溶解。
メグの友人まで襲われてしまい・・・
監督は「マスク」や「エルム街の悪夢3」などのチャック・ラッセル。
本作は1958年の映画『マックイーンの絶対の危機』をリメイクした作品となります。
主演のショウニー・スミスが優等生チアから「エイリアン」のリプリーばりに銃をぶっ放す女性へと変貌していく様がなんとも印象的な作品でしたが、そんな彼女をどこかで見たことがあるなぁと思っていたらなんと「ソウ」シリーズのアマンダ。
今のイメージしかなかっただけに逆に新鮮でしたね。
モンスターパニック映画と言えばモンスターの造形や殺害描写で観るものを驚かせるものですが、本作のモンスターはアメーバ。
おぞましい造形でもないため、一見魅力を感じづらい映画にも見えますがスプラッター映画とも言える描写の数々や、殺害シーンのバリエーションの高さから最後まで飽きさせない。
そして誰が犠牲になるかが分からないという意外性があるため、違った意味で騙されてしまう。
主人公っぽかった男や子供にまで容赦のない描写で殺めてしまい思わず笑ってしまいました。
今のCGでは到底表現できないあのブヨブヨとした質感、迫力のSFX。
そして怪獣映画ばりのクライマックス。
ストーリーこそシンプルなものの、テンポの良さと多く用意された殺害シーンで、古い映像すらも感じさせない面白さと「遊星の物体」を思わせるおぞましさ詰まった作品でした。
ラストは神父が闇に堕ち、ブロブを悪用するであろうという続編を期待させる内容なだけに、その後続編が制作されていない点が非常に残念。
もっと長く浸っていたい世界観だったなぁ・・・
映画を観終わった頃には銃を乱射するイレイザーメグがとんでもなく魅力的な女性に見えるわけですが、個人的には兄の危機でもとにかく自分が一番大事、そして兄の命を絶たれてもお構いなしの強メンタルな弟が大のお気に入りなのでした。
★★★★★
とにかくバイクが好きなケビン・ベーコン似のブライアン。
好きで好きで仕方がないのはわかるが下水道までバイク移動ってお前
バイク愛が半端じゃない!
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