どーもマロでやんす(●´ϖ`●)
本日は「ダークネス」でございます。
【あらすじ】
郊外に旅行に出かけたピーターは親子。
息子のマイキーは一人で探検をしてうちに奇妙な洞窟を見つけ、その中で発見した石を家に持ち帰ってしまう。
その後、家の中では不可解な現象が多発し、マイキーの行動にも大きな変化が現れる。
更に家の中に何者かの存在を感じるようになった妻のブロニーはマイキーと霊現象との関係性を探るのだが・・・
製作に「パラノーマル・アクティビティ」「インシディアス」などのジェイソン・ブラム。
夫婦役にケヴィン・ベーコン&ラダ・ミッチェルと意外にもしっかりしたキャストの本作。
しかし、肝心の内容がキャストとそぐわない残念な結果に。
断片的なシーンをつぎはぎしただけのような流れの悪さ、盛り上がりに欠ける恐怖演出。
よくあるありきたりの展開が続くため早い段階で中だるみしてしまう。
また、夫の過去の浮気や妻のアルコール依存症、娘のコンプレックスや息子の病気と様々な問題を描き、ドラマ性を強くする狙いが結局どれも中途半端な描き方になってしまい、最後までまとまりのないものになってしまっている。
後半の霊媒師展開もお決まりではあるが、古代の霊に対抗できるわけでもなく家族を導けるわけでもなく、何のために出てきたのかがわからない。
最終的には無意識に悪霊を呼び起こした息子がいとも簡単に悪霊をねじ伏せるという
自己解決型ラスト
を迎えてしまい、呆気ないハッピーエンド。
家族愛を描くという点が確実に失敗していると思えるだけにラストも違和感しか感じられない。
ケヴィン・ベーコンが出ていなければただただ苦痛を感じていたかもしれない残念な作品。
古代の悪霊が怖がらせる気ゼロなコスプレ軍団なのは嫌いではないが・・・全体的にホラーとは程遠い。
★☆☆☆☆
もう本当に霊媒師2人って
ガラスの破片刺さり損なんだよね?
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