どーもマロでやんす(●´ϖ`●)
本日は「高慢と偏見とゾンビ」でございます。
【あらすじ】
感染するとゾンビ化してしまう謎のウィルスが蔓延した18世紀イギリス。
田舎で生活をするベネット家の5人姉妹は、裕福な人との結婚を夢見ながら得意のカンフーでゾンビと戦う日々を送っていた。
そんなある日、次女のエリザベスは大富豪の騎士ダーシーと出会うも高慢な振る舞いに嫌気が差す。
やがて人類とゾンビの最終戦争が勃発し、二人は共に戦うことになるが・・・
ジェーン・オースティンによる恋愛小説の古典「高慢と偏見」に、ゾンビの要素を取り入れたアレンジでベストセラーとなったセス・グラハム=スミスの小説を実写化したアクションホラー。
主演は「シンデレラ」のリリー・ジェームズが演じる。
とは言え、そもそも原作がラブロマンス物の小説なだけに少女マンガ的なストーリー展開と演出が多い。
「バイオハザード」のようにビシバシ戦う映画とは異なり、あくまでもゾンビは本筋のおまけのような存在なので、純粋にアクションやゾンビとの戦いを期待して見るとアクション面の中途半端な演出やゾンビの設定にがっかりしてしまうでしょう。
ゾンビと戦うため中国や日本で武術を学ぶ設定やレナ・ヘディ演じるレディキャサリンなど、個性のあるキャラクターも登場する割には意外にも真面目に作られた映画。
しかし、そこが逆に空回りして中だるみ気味になってしまう。
せめてコメディ感がもっとあれば違った印象を受けたかもしれませんが、全体を通して正直退屈と思える。
美術や衣装の作り込みはしっかりしており、上品な世界観の映画なので女性や乙女の心を持つ男性にはおすすめできますが、ゴリゴリのロメロ系男子には厳しい内容でしょう。
いや、もう本当に
レディキャサリン戦えよ
★★☆☆☆
ターミネーターと戦い、ペルシア軍と戦った。
しかしゾンビとは戦わない女
それがレナ・ヘディスタイル
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