どーもマロでやんす(●´ϖ`●)
本日は「ノック・ノック」でございます。
【あらすじ】
家族思いの献身的な父親・エヴァン。
家族はビーチに行く中、仕事の都合で一人留守番をすることになったがその夜、ドアをノックする音がする。
ドアを開けるとずぶ濡れになった二人の美女が立っており、道に迷ってしまったと助けを求めていた。
彼女たちに暖をとるように招き入れるエヴァンだったが、彼女たちには裏の顔があり・・・
1977年に制作された「メイクアップ 狂気の3P」をイーライ・ロスがリメイクしたスリラー作品。
主演はキアヌ・リーブス。
キアヌ・リーブスを追い詰める美女の一人はイーライ・ロスの嫁であり、グリーンインフェルノの主演も務めたロレンツァ・イッツォが演じています。
ロブゾンビに続いて嫁大好きだなコノヤロー!!!
本作は一言で言うなら女性版「ファニーゲーム」
二人の女性に大した抵抗すらできず、理不尽に追い詰められる主人公をただひたすら見守るだけ。
全く救いのないラストも含め、ある程度耐性がある人以外にはオススメし難い作品。
イーライ・ロス監督と言えばホラー・スプラッターなどのイメージも強いですが、本作はその要素をほとんど封印し、視覚的恐怖から精神的恐怖へシフトチェンジ。
美女二人と意外にもハマリ役のキアヌ・リーブスが少ない登場人物、シチュエーションながらもラストまで演技力で物語を引っ張ってくれる。
ある意味本作のキアヌ・リーブスの演技は貴重だとも思われます。
しかし、「ファニーゲーム」と比べるとこちらは監督らしいジョークもあるせいかライトな印象。
「ファニーゲーム」の息苦しい時間とは異なり、やり過ぎなほどのキアヌ・リーブスの顔芸でほんわかしてしまう。
ストーリーは至ってシンプルで観やすくはあるものの、この映画を通して伝えたい事が「男の弱さ」的なことだけなのでそれほど深みがなく、美女2人の犯行理由もあっさりしているためか狂気的な怖さを感じられなかった点が残念。
ホラーを求めていても、スリラーを求めていても少々物足りなさを感じたので後ひと押し欲しかった。
もっともっと心から胸糞映画な方が監督らしくて好みだったと思える。
しかし、
ラストの男の子の言葉は物凄く評価する
★★★☆☆
身体はボロボロ。妻子には浮気と思われ、FacebookではS◯X動画を拡散され、社会的にも抹殺されたキアヌ・リーブス。
そんな彼の救いの場所が
マトリックスだったのでしょう
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