どーもマロでやんす(●´ϖ`●)
本日は「ソムニア 悪夢の少年」でございます。
【あらすじ】
愛する幼い息子ショーンを失った妻ジェシーと夫マーク。
二人は悲しみを乗り越えるため、8歳の少年コーディを養子に迎えることになったが、ある晩、夫婦がリビングにいると、美しい蝶の群れと共に死んだはずのショーンまで目の前に現れる。
しかし、コーディが眠りから覚めた途端にショーンの姿は消えてしまう。
ショーンの出現とコーディの眠りに関係があることに気づいたジェシーは睡眠薬を使いコーディを眠らせようとするが、それがきっかけで悪夢のような出来事が起こり・・・
「ルーム」の子役、ジェイコブ・トレンブレイ主演によるファンタジックホラー。
物悲しさや色彩の美しい世界観がどこかギレルモ作品のような印象の作品。
コーディの特殊能力が初期段階でX-MENばりの能力のため、ホラー維持ができるかが心配でしたが肝心のホラーシーンもファンタジックな世界観の中で過度なく丁寧に作られている。
特にうろ覚えの人物が中途半端にしか実体化されないという悲しさと怖さが入り交じったような絶妙な感覚はクセになる。
子役であるジェイコブ・トレンブレイの演技がさすがでもありますが、脇を固めるトーマス・ジェーンがまたいい仕事をしているため、家族愛というテーマにはぴったりのキャスト。
この映画を観た後に
ヘブンズベールのロン毛は見れませんね
中盤にかけてはホラー・ヒューマンドラマを展開し、終盤にかけてファンタジーで落とす。
どんでん返しというわけではありませんが、怪物のセリフや容姿に関する点など伏線の回収がきちんと行われており、投げっぱなしにはならず、映画全体としてキレイにまとめて終わる。
曖昧な救いのあるラストに賛否がありそうですが、ちょっとした矛盾点なども含め、さほど気にならないと思えるほど本作は良作の類かと思います。
強いて言うならば怪物との対峙シーンなどが呆気なく感じてしまったためもうひと押し欲しかったところ。
ホラーとしてではなくダークファンタジーとしてオススメする作品ですね。
久しぶりにちょっと
泣きましたよ(ΦωΦ)
★★★★☆
年々涙腺が緩み、ホラー映画でも泣くようになった私。
今ならチャッキーにずっとつきまとわれるアンディを見てもウルリとしてしまうかもしれない。
情緒不安定さが隠しきれない!!!
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