どーもマロでやんす(●´ϖ`●)
本日は「ハウンター」でございます。
【あらすじ】
霧の深いある朝、トランシーバーから響く弟のモーニングコールで目を覚ましたリサ。
1階では母が食事を作り、ガレージでは車を修理する父。
何気無い1日のようだがリサには苦痛だった。
自分が16歳の誕生日の前日を毎日繰り返し過ごしているからだ。
家の外にも出ることができず、閉じ込められた毎日を送っていた彼女だったが、ある日、その家に住むもう一人の少女の存在に気が付き・・・
監督は「CUBE キューブ」「スプライス」などのヴィンチェンゾ・ナタリ。
今作はループ物のSFサスペンス作品ではありますが、実際にはホラーサスペンスのほうがしっくりくるほど内容はホラー寄り。
中盤まではよくある設定や展開が続くためダレてしまいがちであり、この手の映画や「アザーズ」などを見ている人には主人公に起こっている状況が読めてしまう。
しかし、その先を描き内容をホラーにシフトしていく点や、過去・現代と話がリンクしていき終盤では緊張感のあるシャイニング展開というゴチャゴチャした作りながらも十分に楽しめる作品。
ただ、サスペンスの面白さを感じていた人には悪い意味で予想を裏切るであろうゴーストバトルを繰り広げるため、多少何でもアリなホラー映画の敷居でこの映画に目を向けなければがっかりすることでしょう。
黒幕への報復の味気なさも気になったものの、救いのあるハッピーエンドのおかげでその味気なさも若干許せてしまう。
不覚・・・
ハッピーエンドに弱い日本人の心理が奴らに読まれている(ΦωΦ)
※僕がチョロいだけでしょうか?
「CUBE キューブ」「スプライス」ほどの衝撃はありませんが、どうしても先を読まれたくない!という監督らしい考えが今作にも反映されているのではないでしょうか。
オリジナル性のなさはマイナス点ですが・・・
★★★☆☆
自分の状況に気がついた弟。
メガネをかけて凛々しくはなったが一気に老けた顔と言動に身震いを感じた。
あれが噂に聞くさとり世代ってやつか・・・
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