どーもマロでやんす(●´ϖ`●)
本日は「養鬼 悪魔の胎児」でございます。
【あらすじ】
借金から逃れる為にタイにやってきたジャッキー。
しかし、タイでも様々な不幸に見舞われる彼女は友人のすすめで死んだ赤子を降霊し、運を好転させる儀式をうけることに。
その後、次々と幸運を掴んでいくジャッキーであったが、幸せのあまり呪術師より言い渡されていたお祈りをおろそかにしてしまう。
それに怒った赤子の霊はジャッキーの友人を殺害し、恋人であるレイモンドに取り憑いてしまい・・・
ゲテモノ＆モノ好き系香港産ホラー。
口からウジ虫や巨大フォークで串刺しなどツッコミどころ満載ながらも一切お笑いなし。
そしてなぜか舞台がタイである謎設定に出だしから物凄く不安になる作品。
霊幻・幽幻系のホラーを期待するとかなりの精神的ダメージを喰らうこと間違い無しでしょう。
映像のツギハギ感全開で早回しをこれでもかと言うほど多用、意味のないシーンも物凄く多いというストレスかつ、誰が主要人物かも分からない。
そしていちいちキャラが濃い
冒頭で実話押しをしているはずなのに
◯バナナの皮ですべって死ぬ変態腰振りおじさんや杉田智和似のヤーさん。
◯ご飯だけ食べておいて不自然なタイミングで帰る友人。(終盤巨大フォークにて刺死)
◯とにかく何にでもワイン的なものをかけるなんちゃって悪魔払い師。(本家から怒られるほどに暴れまわります)
◯汁物はとにかく口に含みたがるタイ在住の変な髪型呪術師。(お札大好き)
など、突っ込みだしたらキリがないですが、現実味のかけらもないような登場人物ばかりで実話に寄せる気がゼロなのもある意味では本作の闇ポイント。
また、呪術師は完全に中華系呪術師なため、なぜ舞台をタイにしたのかは更に迷宮入りですね・・・
終盤こそ香港ホラーらしく悪霊VS呪術師とお決まりの展開であるものの、そこに至るまでの地獄のような時間は本編をも超えるホラー。
何よりもホラーなのは
ラストが途中で終了するということ
これにはもう頭を抱えました。異色過ぎる・・・
これでコメディ要素皆無の映画というのが本当に困ったちゃん。
とんでもなくパワーが無いと観賞をおすすめしません。
精神が病みます。
しかし、どれだけ駄作だとしても笑って許せるのが80年代中華ホラー(ΦωΦ)
★☆☆☆☆
ベッドの謎の人形は
チャッキー超えのビジュアル間違い無し！
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