どーもマロでやんす(●´ϖ`●)
本日は「サウスバウンド」でございます。
【あらすじ】
荒野を走る一台の自動車。
疲れ切った顔の二人の男が乗ったその車につきまとうかのように空中に出現する謎の怪物。
同じガススタンドを何度も通りループする現状。
一人はその現状と向き合うことを決意し、一人はこの現状から抜け出すことを考えるが・・・
ロクサーヌ・ベンジャミン監督によるオムニバスホラー。
「VHS/シンドローム」で監督をしたデヴィッド・ブルックナーなども本作品内で監督をしている。
オムニバスホラーと言っても色合いの異なる短編作品集のような形ではなく、全ての作品が連結して物語が構成されているのが特徴。
謎の怪物から始まりカルト教団や殺人鬼など、本筋の雰囲気を壊すことなくジャンルの異なるホラーが上手くまとめられており、作品ごとの繋ぎも自然で違和感がない。
謎が解明されない点は多く、ループENDと若干難解なストーリーにはなっていますが、過去に囚われた人間達というメインテーマ、その土地で起こる怪異、どこかサイレントヒルを思わせるような雰囲気で最期まで楽しめた。
怪物のタコ足もたまらんね(ΦωΦ)
しかし、このミステリアスな雰囲気を説明不足、投げっぱなしと捉えるとどうしても万人受けは厳しい物好きな作品。
ただ、低予算映画の割にはCGのクオリティや演出面のクオリティは高いため雰囲気ホラー好きには心からオススメ。
個人的には個々最近のオムニバスホラーの中ではダントツに好きな作品であります。
★★★☆☆
じじいが無抵抗で白塗りの人達に服を脱がされてるシーン。
頼むから少しは抵抗してくれ！
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