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嵐を呼ぶ!マロのブログの野望!

ホラー映画を中心に旧作から新作映画まで自己満レビューを まったり綴っていきます。(ネタバレあり) キリンさんが好きです。でもゾウさんのほうがもーっと好きです。

使い捨てノオミ・ラパス (エイリアン コヴェント)

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使い捨てノオミ・ラパス (エイリアン コヴェント)

どーもマロでやんす(●´ϖ`●)

本日は「エイリアン コヴェナント」でございます。







【あらすじ】
宇宙移住計画を遂行するため、コールドスリープ中の男女2,000人を乗せた宇宙船コヴェナント号。
植民地の惑星に向かって宇宙を航行する途中であったが事故が発生。
乗組員たちは必死で修復作業に取り組みなんとか船を正常な状態へと戻す。
そんな中、不思議な通信を受け取った彼らは、地球によく似た環境の星を発見する。
居住地になり得るかどうかを調査するため一行はその惑星へと降り立つが・・・


監督は「エイリアン」第一作目の監督であるリドリー・スコット。
本作は前作「プロメテウス」の続編であり、「エイリアン」へと繋がっていく前日譚的物語であります。
そのため内容的にも「プロメテウス」の観賞は必須かと思われます。


今作では前作の生き残りであるデイビッドが主軸の物語であり、前作のその後、そして遂に本家エイリアンの誕生が描かれる。
そして前作では大々的にエイリアンが登場しなかったため控えめだった描写も、今作では生々しく、過激になり、やっと「エイリアン」感が戻ってきた。


また、主役を務めるキャサリン・ウォーターストン。
最近で言えば「ファンタスティック・ビースト」にも出演していた方でありますが、今作のタンクトップ姿は絶妙であり、シガニー・ウィーバーの強い女性像を上手く踏襲している。
ノオミ・ラパスも含め、主人公のキャスティングは素晴らしい。
さすがリドリー・スコット(●´ϖ`●)


現代の映像技術からなるフェイスハガーやエイリアン(ゼノモーフ)の躍動感は当時とは違った恐怖感があり、特に船内で初めて登場したネオモーフのシーンは臨場感のあるカメラワークと演出でなんとも絶望的な印象を受けた。


女性の足元から股にかけて忍び寄る鋭利な尻尾は1作目。
クレーンを操作しエイリアンと対峙するシーンはパワーローダーの2作目。
エイリアンの視点から捕食者を追いかけるシーンは3作目。
そう言ったオマージュ的なシーンが垣間見えるのもファンとしては嬉しいところ。


世間で大批判を受けた「プロメテウス」では人類の起源というメインテーマの裏にエイリアンの誕生を絡ませ、多くの謎を残したまま終了した。
個人的には公開当時、その謎めいた雰囲気が十分に楽しめた映画であり、ラストに誕生したディーコンで鳥肌が立った。
ディーコン誕生までの流れも納得ができるものだった。


そして多くの謎を自分で推測しながら今か今かと待ちに待った「コヴェナント」
もちろん今回も多くの謎がありますが、なぜエイリアンが誕生したのか?「プロメテウス」後のデビッドは?エリザベスは?そこら辺はきちんと語られます。
しかし、あまりにも前作からのラストからは想像ができない内容、かつ全ての元凶がデイビッドであることが非常に残念でならなかった。


今回の「コヴェナント」では
























デヴィッドデヴィッドデヴィッドデヴィッドデヴィッドデヴィッドデヴィッドデヴィッドデヴィッドデヴィッドデヴィッドデヴィッドデヴィッドデヴィッドデヴィッドデヴィッドデヴィッドデヴィッドデヴィッドデヴィッドデヴィッドデヴィッドデヴィッドデヴィッドデヴィッドデヴィッド




















っと、とにかく終始デヴィッド。
不老不死であり創造するという機能を兼ね備えたアンドロイドは神に近い存在。
デヴィッドは創造主となりエイリアンを誕生させてしまう。
エリザベスへの愛や生殖行為にも関係があるでしょうが、一言で言うと今作はそんな話。

人間の私利私欲で生まれてしまったエイリアンではなく、人間の私利私欲で生まれたアンドロイドが作った生物がエイリアンというなんともややこしい設定に。


中盤辺りからローブ姿のデヴィッドはジェダイにしか見えずややSFファンタジーチックな演出もちらほら。
肝心のエイリアンとの対決シーンもごくわずかで、気がつけばエイリアンがいつものように宇宙に放り出されているため、淡々と繰り広げられる展開を打破するほどのインパクトは上記で語ったネオモーフ誕生シーンを除いては正直言って皆無ではなかろうか。
エイリアンに対する恐怖は過去作に比べればかなり薄く、故ギーガーが不参加なためかどこかエロティックな雰囲気も感じられない。


また、基本的にはデヴィッド主体のまま映画が終了してしまうため、今作からエイリアンとタイトルに付く割にはエイリアンはおまけ程度の扱い。
エイリアンとしての物足りなさや、プロメテウスの続編としての説明の荒さ、誕生までの断片的な過程。
満足かと聞かれると大きくNOな作品でもありますし、エイリアンファンとしても消化不良な作品。
前作の緑スーツも好きだったのに・・・


まぁ三部作ですし、最期まで見ればまた全体としての印象が変わるかもしれません。
ちなみに次回作では「プロメテウス」と「エイリアン コヴェナント」の間を描く「アウェイクニング」となるようですね。
ぶっちゃけそうなると今作の出来は「アウェイクニング」にもかかってるじゃねぇか!?とも思いましたが単体で見るとやはり出来はよくない。



★★☆☆☆



毎度毎度のことではありますが、人間よ









エイリアンの退治方法は宇宙に放り出すしかないのか!?



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プロフィール

HN:
マロ
年齢:
34
性別:
男性
誕生日:
1990/08/05
職業:
会社員
趣味:
ビックリマンシール収集
自己紹介:
今年でとうとう27歳。
映画を見るかゲームをするかの人生を歩んできました。
ゲームの世界に逃げ出したくなることもあります。

えっ?何のゲームですかって?



ポケットファイターかなぁ・・・(;´д`)トホホ…


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