どーもマロでやんす(●´ϖ`●)
本日は「GETOUT」でございます。
【あらすじ】
ある週末に白人の彼女ローズの実家へ招待されるアフリカ系アメリカ人の写真家クリス。
不安とは裏腹に、過剰なまでの歓迎を受けるクリスだったが、黒人の使用人がいることに妙な違和感を覚える。
翌日、亡くなったローズの祖父を讃えるパーティに多くの友人が集まるが、何故か白人ばかりで気が滅入ってしまう。
そんな中、どこか古風な黒人の若者を発見し、思わず携帯で撮影するクリスだったが、カメラのフラッシュが焚かれた瞬間、黒人の若者は急に豹変してしまい・・・
アフリカ系アメリカ人の主人公が白人一家に翻弄されるスリラー映画。
監督はコメディアンであり、今作が初監督となるジョーダン・ピール。
人種差別というテーマの中でテンポよく観客に謎を投げかけてくる本作。
また、シリアスに描きつつも合間にコメディを入れるという演出で思っていたほど重苦しい雰囲気にはならなかったため、観客を選ばない万人受けしやすい作品になっている。
内容やスプラッターシーンも全体的にライトなので、見ているうちに「あぁこれはティーン向けホラー・ティーン向けスリラーなんだろうなぁ」という印象を受けた。
結果、スリラー・ホラー好きにはオチを含めて薄味。
集団催眠や人身売買を思わせるシーンをあまりにも大々的に見せるため、てっきり引っ掛け演出かと思いきや、あまりにもどストレートでB級臭漂う展開に驚いてしまった。
オチが読めた人も多いのではないでしょうか。
だからこそ裏切ってほしかったというのが本音ですね(;´д`)
またライトだからこそストレスが溜まらない。
溜まらないからこそ最後にどれだけ反撃したとしてもカタルシスを得られない。
全体を通して緊張感がないこともかなり致命的。
だからこそスリラーにしろホラーにしろ中途半端に見えてしまう。
設定だけが飛び抜けてしまったと思わざるを得ない。
もちろん伏線に関しては文句なし。
二度三度と見ると新たな発見もあるかもしれない。
うーん・・・
話題性があったがゆえに期待値が上がりすぎたかもしれません(ー_ー;)
あの時と同じ感覚ですよ!
「ドント・ブリーズ」
どちらも結局凡作なんですよね。
しかしどちらもアイディアは大好きだぜ!(ΦωΦ)フフフ…
★★★☆☆
家政婦役を演じたベティー・ガブリエル・・・
演技力は文無しで星5だろ!
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