とにかく衣装が脱げず父は葛藤します。
カッターナイフや電動ノコギリを使い服を引き裂いてしまおうと・・・
冒頭からちょっぴりエグいシーンがあります。


結局失敗に終わり、そのままの姿で息子を学校へ送り届けお仕事へ。
なんとまぁ立派な父。
微笑ましい映像からはホラーの要素皆無です。


ホラーといえばこの映画も「ピエロ」、「子供」というポイントから作られているため、どうしても「IT」と比較してしまいます。
ペニーワイズはもうTHEトラウマですから。
そういった点ではクラウンは見た目からにじみ出るほんわかパパがピエロ化していくためあんまり怖さがないと言いますか・・・


なんか話しの流れが正直ザ・フライ２じゃね？とか思いながら観るわけです。


お話が進むに連れてもちろんピエロ化の謎も解けていきます。
重要な記録が残されたビデオカメラ。そこに写っていたものとは・・・
このシーン一歩間違えるとお粗末なシーンなのですが昔よくロードショーであってたようなチープな感じが心地よかったです。
ピエロの衣装の謎も正直ありきたりなんですが逆に安心して観れました。
(うずまきを観たばっかりでしたから・・・)


ただ遥かに予想を裏切られたピエロ化の最終形態！

















お前はどこの怪人なんだ！と( ；´Д｀)！











日本だったら藤岡弘に倒されてるやつだよ・・・

後半の子ども達の遊び場での恐怖の追い回しは怪人化があってこそのパーティーです。
もうコレでもかというほど子どもたちが餌食になってしまいます。


でも何だかんだで一番かわいそうなのは父ケント・・・
良かれと思って衣装を着たのに怪物化。
最後には嫁にも息子にも裏切られる始末。
もう踏んだり蹴ったりなのです。

最近では「オキュラス 怨霊鏡」でもそうでしたが、強大な力に太刀打ちができない恐怖ということでよろしいでしょうか？



★★★☆☆



僕はこの結末は嫌いではないですが、胸糞が悪いという方もいらっしゃるかと思います。
暇な時には十分に暇つぶしになる映画ですが、バッドエンドなので耐性があるかたは是非。




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