どーもマロでやんす(●´ϖ`●)
今回も日本ホラー映画でいきたいと思います。
「GUZOO 神に見捨てられしもの」でございます。
【あらすじ】
夏の休暇に別荘へ遊びに来た4人。
別荘の管理人である九条は別荘の地下に入ることを禁止するが、一人が行方不明になったことがきっかけで地下の扉を開けてしまう。
そこにいる隠されているものとは・・・
「太古より神に見放され、現状の生物と、まったく異なった進化の形態を辿った生物。GUZOOは意識を持ちながら生物の進化の過程を無視し、その醜さと凶暴性ゆえに歴史の中に封じこまれていた。GUZOOは、次々と生物への寄生を繰り返し、下等生物から、ヒュ-マノイドの形態へと変化していく。そして今、十億年の眠りから蘇ろうとしている」
っというテロップから始まるGUZOO。
冒頭からいきなりぐちゃぐちゃしています。
それとは裏腹に女子トークでキャピキャピする前半。
学者の九条が現れてからは何故か無差別に鏡を割ったり、謎の笛を吹いたりとどことなく神話に関わるようなポイントがちらり。
上のテロップからも察するにヒルコのような立ち位置のクリーチャー物といったところか?
っと思って期待してたら
デッドリースポーンみたいだった
いやビオランテか?
しかし女の子が殺られてしまうシーンは中々の力の入りようでした。
体の内部から触手がシュルシュルと飛び出してくるシーンは素晴らしいものでしたが遊星からの物体のパク・・・オマージュでしょうか。
ほかにも首がちぎられてしまうシーンなどスプラッター度合いは高めです。
普通触手っていうと無駄にエロに走りがちですが、ブレずノーエロなのも個人的には嬉しいところ。
実はこの映画、上映時間が40分という短さなのですがそれ故にスマートといいますか無駄がないといいますか。
いかに今のご時世で尺を取るため無駄なシーンをダラダラと見せている映画が山程あるかを痛感させる映画でもあります。
お金の使い所と見せ場がしっかり定まっているからこそ短い時間でGUZOOを大暴れさせることができる訳で・・・今のホラー映画にも分かってほしいな。
正直なんだその展開わ、とか解けることのない謎だとかは沢山あり、投げっぱなしではありますが
そんなのどうでもいいんです
突然拾った笛を吹いてGUZOOを沈めます。
笛の音と指がまったく合っていません。
っていうか何でゼルダの伝説バリに弾けるんだ?
そんなのどうでもいいんです
ラストに亀になったGUZOO
生存した女の子は亀を拾い言います。
「あなたもお友達失くしちゃったのね。あたし達が飼ってあげる。」
そんなのどうでも・・・
何でだよ!!!
触手好きは観て損なし。
移動速度が異様に早いGUZOOは見ものですよ。
★★★☆☆
大事な研究があるならば別荘に人を連れ込まないでください。
まぁそんなのどうでもいいんですが・・・