どーもマロでやんす(●´ϖ`●)
本日は鮮血の美学のリメイク作品である「ラスト・ハウス・オン・ザ・レフト」でございます。
【あらすじ】
休暇を過ごすため両親と一緒に湖畔の別荘にやってきた17歳の少女メアリー。
メアリーは街で働く友達のペイジに会いに行くが、そこである若者と出会い2人はモーテルの一室に向かう。
しかしその部屋には凶悪犯が泊まっており、2人は拉致され暴行を受けるが必死の抵抗でなんとか逃げることに成功したメアリーは両親の元へ。
瀕死の娘を発見した両親は別荘のゲストルームにいる人物たちが犯人だと分かり・・・
鮮血の美学をリメイクした本作ですが製作として当時の監督であるウェスクレイヴンも参加していることが魅力でしょうか。
鮮血の美学といえば主人公の絶望的な死が印象的ですが、現代の映像でこのシーンを撮るとやはり生々しさがアップしています。
苦手な人にはかなり精神的にくる映像ですが、ラストを考えると胸糞が悪くなればなるほど製作者の術中にはまっていっているのでしょう。
しかし、今回は主人公が死なないという救いがあるだけに観やすくなっているのではないでしょうか。
そして暴行された主人公を見た両親の怒りのシーン。
ここは凄くよく撮れていて観ている側にも怒りが伝わってきます。
ええ役者さんです
ただ、犯人への報復が
生ぬるい
あくまで一般家庭のパパママが反撃しているので超人的な強さもないわけですが、それにしても犯人にもやり返されて十分な反撃ができていない点、カタルシスが感じられないです。
ラストで電子レンジを使う発想は面白いですが、現実味のある内容で話を進めていただけにラストだけ突然B級ホラー感全開なためしっくりきません。
また、ラストがアレでいいなら鮮血の美学のように狂気じみた報復でもよかったような・・・父親の医者設定をもっと生かしてほしかったですね。
鮮血の美学とほぼ同じ流れを現代風に描き、観ている側にも緊張感を味あわせますがホラー映画というよりはサスペンスに近い作品です。
近い内容でリメイクであればアイスピットオンユアグレイヴのほうがホラーとして成立しているかもしれませんね。
★★★☆☆
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