どーもマロでやんす(●´ϖ`●)
本日は昨日に引き続きトビー・フーパー監督。
「ポルターガイスト」でございます。
【あらすじ】
郊外に新築された家に越してきた一家。
ある日5歳の末娘キャロル=アンはTVを通じて何者かと交信をするがその日を堺に家の中で奇妙な現象が頻発、キャロル=アンは光の中に吸い込まれてしまう。
家族はキャロル=アンは救うため霊媒師に助けを求め・・・
監督はトビー・フーパー、脚本はスティーブン・スピルバーグというなんとも合致しなそうな二人の映画ですが僕はこの映画大好きなんですよ。
前半は幸せそうな家族に不思議な体験が訪れるというスピルバーグ節ですがトビー・フーパーがしっかり映像化。
不思議体験を楽しんでいる家族は観ていて微笑ましいものがあります。
また、クローゼットに家具が吸い込まれていくシーンはキラキラと幻想的。
しかし後半からはトビー・フーパーらしいB級映画に自然と切り替わっていく様がなんとも面白い。
グチャグチャと破裂する肉に顔が剥がれ落ちていくシーン。
泥まみれになる妻にまとわりつくミイラ。
異次元から飛び出してくる巨大な顔面。
実写版の地獄堂霊界通信思い出したわ
アトラクションのような演出が多く、博士や霊媒師が登場する辺りインシディアスの原点とも思わせる作品です。
終盤にはお祭りのごとく棺桶が飛び出してくるは家が崩壊していくはもう
忙しい忙しい
ただ、ホラー映画として観ると失敗します。
どちらかといえばファンタジック要素が強いためジャケットから想像される暗い感じは皆無。
あくまでファンタジックホラーとして観れば家族で楽しめる娯楽作品に仕上がっているかと思います。(脚本がスピルバーグなんでね・・・)
★★★★☆
本作で凄く印象的なヘザー・オルークですが本当にかわいいんですよね。
12才で亡くなってしまったことが本当に残念でなりません。
この子の死を含めて呪いの映画と呼ばれてしまっている点は非常にせつないですが今や鮮明な映像でこの作品を鑑賞できることは嬉しいことです。
観たことがない方にはオススメの1本です。
ご家族で是非。
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