どーもマロでやんす(●´ϖ`●)
本日はエドガー・アラン・ポーの原作をジョージ・A・ロメロ&ダリオ・アルジェントが監督を務め映画化した「マスターズオブホラー 悪夢の狂宴」でございます。
【あらすじ】
第1話:余命宣告をされている大富豪ヴァルドマー。
財産を巻き上げようと画策する悪妻は共謀の医者がかけた催眠術で上手くヴァルドマーを利用していたが計画が完了する間際にヴァルドマーは息絶えてしまう。
しかし死後も催眠術の効果は解けてはおらず・・・
第2話:暴力的な写真を得意とするNYのカメラマン。
不気味な黒猫にまとわりつかれた彼は、思い余って妻を殺してしまう。
その後も黒猫は行く先に現れ・・・
エドガー・アラン・ポーの原作を未見ですので原作との比較はできませんが、まぁホラー映画界の大御所2人が監督をしたとあらば観るしかないであろうというミーハー魂でございますね。
第1話はジョージ・A・ロメロ作品から始まります。
遺産目当ての中にちょっとした三角関係。もちろんゾンビものではないので人間ドラマが淡々と続きます。
しかしジョージ・A・ロメロ。
内容は自体は霊的なものですが
最後の最後にゾンビ
自分の色をがっつりぶっ込んできます。
ただそういった見せ場はラストのみ。
ゆったりとした状態で1時間程度の作品ですので欲を言えば30分程度の短編として観たかった・・・
原作ありきの作品なのでしょうがないですがジョージ・A・ロメロのパワー感はまったく押し出せていないためあのワラワラ感を期待してみるのは禁物です。
第2話はダリオ・アルジェント作品。
こちらは1話目と違い冒頭からゴアシーンもあり話に入りやすい。
一人の男が身勝手な行動から猫にも人間にも追いつめられていくお話ですがホラーだけでなくサスペンス要素もあります。
こちらも淡々としていますが主人公が死体撮影が職のため様々な形で死体がでてきます。
本筋に大きく関係のあるわけでもない容赦ない死体の数々にただただ
変態さを感じるのです
しかし作品名にあるマスターズとうタイトルや監督、パッケーズから判断すると肩透かし。
パッケージにあるようなシーンは意外とあっさり描かれるためカウンターが入ります。
もちろん原作を良く理解している方が観れば本質は掴めるのかもしれませんが、僕にはどちらの作品も物足りなく感じます。
期待度を高めすぎたのかもしれませんね。
いや、アルジェント作品は主人公が男だからだろうか・・・・?
★★☆☆☆
しかしアルジェント作品のシーンで妻が南無妙法蓮華経を唱えていたシーンはある意味マスターズオブホラーでしたねぇ
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