どーもマロでやんす(●´ϖ`●)
本日は「アナトミー」でございます。
【あらすじ】
伝統ある名門医大の解剖学セミナーに合格した女子学生のパウラ。
ある日、実習の教材として手術台に横たわる死体が、ついこの間知り合ったばかりの青年であることに気づく。
死体の血液から死因に疑問を抱いたパウラは、独りその原因究明に当たり、アンチ・ヒポクラテス連盟という存在があることを突き止めるのだが・・・
パッケージを見る限り、ヤバイ解剖シーンでもありそうでドキドキしましたがご安心ください。
思っていたよりソフトな映画です
※思っていたよりもね
ホラーというよりはサスペンスのほうが強いため理不尽に主人公が痛めつけられることはありません。
そして前半は意外と青春映画です。
っということを踏まえて誰にでも観賞しやすい映画じゃないでしょうか。
前半では謎の死因を解明するため主人公が奮闘するサスペンス。
アンチ・ヒポクラテスという組織の存在が判明してからは徐々にホラーサスペンスにシフトしていきます。
アンチ・ヒポクラテスの存在に行き着くまでの流れが非常にテンポが良いため、極度なスプラッターシーンがなくとも十分に楽しめました。
キャラクターにも魅力があります。
勉強熱心で恋なんかしないぞ!的な主人公もいいですが、特に主人公と相部屋のグレッチェン。
かなりの遊び人なのにIQも高いブロンドな女性なんですがハッキリ言って「ババア」です。
しかしこのババアは愛すべき魅力を感じてしまう点
僕は熟女好きなのでしょうか?
※老けてるだけ?
秘密結社などの存在が出てくるとつい話が飛躍し過ぎてしまう映画も多々ありますが、本作は「トールマン」のようにやけに現実味のある存在。
そこに恐怖を感じることができます。
また、作中に出てくる人体標本はどれも作りこまれているため美しくも見えてしまう。
変態なのでしょうか・・・?
しかし前半部分が凄くよくできている分、後半の展開がシンプル過ぎて少々物足りないですね。
また、犯人にもっと魅力があれば・・・
恐らく半年ぐらい経つとどんな犯人だったかを忘れてしまうほど薄いキャラクターなのが残念でしたが個人的には十分に楽しめました。
★★★☆☆
関係ない話ですがサスペンスでいうとブライアン・デ・パルマ監督のパッションが僕は
大好きなのです
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