どーもマロでやんす(●´ϖ`●)
本日は「零~ゼロ~」でございます。
【あらすじ】
山間部の町にある学園寮。
そこで生活をしているアヤがは自分の死を予告するような夢を見て以来、部屋に引きこもるようになる。
それと同時に生徒たちが、ひとり、またひとり姿を消し水死体となって発見された。
亡くなった生徒たちは皆、アヤの幻に悩まされるようになっており、生徒の一人であるミチはアヤが呪いの元凶ではないかと疑うが・・・
本作は大ヒットホラーゲーム「零」の実写版となっております。
僕もゲームの方は1作目「零」と「零~刺青ノ聲~」はプレイ済ですので不安と期待で鑑賞をしましたが僕は中々好きな作品でした。
全体を通して映像に透き通るような美しさがあります。(まぁオフィーリア押しは否めませんが・・・)
特に中条あゆみ演じるアヤはその他の生徒とは一線を超える存在感があり、作中の通り誰もが恋してしまうという富江的キャラはばっちりハマっています。
また、生徒役の面々も安定した演技力が学園内での生活、少女が大人になっていく変化が良く表現されているためラストの主人公の選択にも説得力があります。
呪怨やクロユリ団地のような何もかもがダメな○ソ映画と違いJホラーらしいジワジワと迫ってくる感じや「水」を使った演出など、ある意味的を得たホラー映画だと思います。
視覚的な怖さは正直無いですが最近はとにかく視覚的に怖がらせようとメイクメイクでガンガン攻めてくるんで
飽き飽きしております!
ただ、ここが1番荒れているところなんですが、あくまで「零」の実写化ということ。
僕も最初に書いたとおり零をプレイしていますがハッキリ言ってこの映画は
まったく零じゃありません
肝心の射影機もゲームの様な扱いではなく、ほんの少しだけしか話に絡んでこないので何のために零という素材を利用したのかは全くの謎です。
零ファンからすれば嘘をつかれただけでなくゲームに対する愛も全く感じさせられないわけですからね・・・(射影機の扱いもファンからすれば怒りでしょう)
射影機は
「ありえないもの」を写し出せるカメラ。
この映画ではその言葉には嘘はないかと思いますし、過剰に表現されないことで本編も一貫性があったと僕は思います。
ただ何回も言いますが
それじゃあ零じゃないだろうが!
なので零の実写化ということは忘れましょう。
本当に完成度の高い映画なのにタイトルとパッケージのダサさで損をしているのです。
ホラー映画に怖さを求めるT
eenagerも多いと思います。
ホラー映画は怖くないと意味が無いと思うT
eenagerも多いと思います。
しかしホラー映画でしか表現できない美しさもあるからこその意味もあるのです。
★★★★☆
でもホラーってつくからには
怖くないとダメかwww( ´Д`)=3
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