どーもマロでやんす(●´ϖ`●)
本日は「ネスト」でございます。
※ケビン・コスナーのネストじゃないよ。
【あらすじ】
死んだ母と行方をくらました父に代わり妹を養ってきた姉・モンセ。
彼女は精神を疲弊させ部屋から出られなくなくなる病にかかっていた。
そんなある日、階段から転げ落ちた男性・カルロスを助け、部屋の中で看病を始めるモンセだが・・・
字幕で観ると眠気を誘うスペイン映画。
しかし、一線を超えると世界観に浸かってしまうスペイン映画。
前半のゆったりした雰囲気が嘘のように後半は一気にスプラッター気味に。
若干ミザリー寄りな設定もありましたがラストは全く別の方向へ終着します。
エスターほどのインパクトはないものの、恐怖や悲しさが混じるラスト。僕は好きです。
しかし姉・モンセが狂っているという描写を宗教や幻覚を使い表現していますがモンセを取り巻く連中のほうが
あきらかに狂っている
作品でもあります。
薬横流しおばさん、突然豹変し何がしたいのかわからない妹、大した秘密も持っていないカルロス。
ただただモンセに感情移入してしまい、制裁を下す彼女を
応援してしまいました
細い腕で殴りつけるモンセにね・・・
故にモンセの行動に狂気や恐怖は感じられないため、過去の秘密に重点を置いて鑑賞をしたほうが楽しめる作品かと思います。
スペイン映画はネタばらしの作り方が凄く丁寧でリアルな表現。
写真一枚で説明を終わらせるスマート感もじんわりと切なく、オチが読めてしまっても恐怖を感じれます。
座敷女、リヴィッド、ネスト。
僕の中では良い映画揃い。
僕はスペイン映画が好きなだけでしょうか?
★★★☆☆
いやしかし、今考えてもモンセをアイロンで殴りつけた妹が翌日にのうのうと家で飯食ってるのはおかしいと思うのです。
恐らく
この女、狂ってる
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