どーもマロでやんす(●´ϖ`●)
本日は「カルト」でございます。
【あらすじ】
人気タレントのあびる優、岩佐真悠子、入来茉里の三人は、ある母娘の除霊番組のレポーターを務めることになる。
だがそこには強力な霊が
霊が巣食っており、除霊に訪れた霊能者たちは次々と命を奪われてしまう。
娘の身体を蝕み、力を強めていく霊を除霊するべく、無敵の霊能力者「ネオ」が立ち上がるが・・・
モキュメンタリー映画なのにフィクション感が凄まじい。
前半はあびる優の自然な演技のおかげでリアリティがあり、テンポも良いため非常に観やすく引き込まれたが、霊的存在のチープさが際立ちます。
しかしチープだからと安心していると不意をついて微グロシーン。(犬好きはご注意を)
あびる優や岩崎真悠子らの熱演とチープさが交差し、真剣に観ていいのか、笑っていいのか、もう忙しい。
ただでさえ忙しい展開の中で登場する『ネオ』という登場人物。
このキャラクターがいい意味で
全てをぶち壊したw
三浦亮介演じる霊能力者が異質な存在であり、ホラー映画では観た事がないような少年誌展開へとシフトさせる。
謎解き、バトルの要素が加わりつつ
霊能力者の反撃
ネオの行動や発言がまた中二病全開でダークヒーローのような魅力的な存在。
左手には何らかの能力と黒手袋という地獄先生っぷり。
こんなに愛着が湧いたキャラクターは本当に久しぶりでした。
そしてラストは純粋に
ヤられた
自分がホラー映画を観ているということすら忘れてしまう衝撃だった。
タイトル通り、映画の中でもカルト集団の存在が取り扱われるが、実際はこの映画自体がカルト的。
狙っていたのかまぐれなのかは分かりませんが、邦画ホラーの中でも群を抜いて面白いと思える
少年漫画ですw
白石晃士監督作品はノロイやグロテスク辺りを鑑賞した上でノーマークでしたが、こちらの作品が同じ福岡出身ということが恥ずかしいほどにぶっ飛んでいたので(褒めてます)貞子vs伽椰子がなんとなく待ち遠しくなった今日この頃・・・
ただ、正直なところラスト後の話が気になってしまう点が消化できないので
★★★★☆
とさせていただきます。
そして三浦亮介は
仮面ライダーへと羽ばたいた
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