どーもマロでやんす(●´ϖ`●)
本日は「キル・ユア・ダーリン」でございます。
【あらすじ】
第二次世界大戦中の1944年。
コロンビア大学に合格したアレン・ギンズバーグは大学の正統な姿勢に不満を感じ、ルシアン・カー、ウィリアム・S・バロウズ、ジャック・ケルアックのような聖像破壊の友人に引き寄せられていく。
中でもルシアンへの想いが自分の創作活動の原動力になっていくのを強く感じていた。
しかしルシアンの行動は後に重大な過ちを招くこととなり・・・
危険なデイン・デハーンとダニエル・ラドクリフの映画ですわ。奥様。
実際にあった殺人事件の経緯を主に描くサスペンス性の強い映画と思っていましたが、実際は青春映画です。
自由人のルシアン(デイン・デハーン)に翻弄されていくアレン(ダニエル・ラドクリフ)。
デイン・デハーンがのハマりっぷりにアレンの気持ちが良くわかる気がする。
クロニクルでもアメイジング・スパイダーマン2でも独特な色気や雰囲気のある彼。
怖い役者だわ
もちろんダニエル・ラドクリフの繊細で体当たりな演技も見所なわけです。
ハリーポッター終了後の今後が心配だったものの謎のスキャンダル性と演技力で軌道に乗ってますね。
今作では問題のシーンがあるので耐性がない人にはちょっときついかも知れません。
小粋な音楽と映像美、前半のテンポも良く、どのキャラクターにも魅力があり楽しめた。
しかし後半からラストにかけていまいち盛り上がりに欠ける。
結局何が言いたいのかも何ともわかりづらい・・・
肝心の殺人シーンもデビッドとルシアンの関係性が深く表現できていないためか、それほど切なさを感じなかった。
実際はそんなに難しい内容でもないはずですが、芸術・文学性が邪魔をし、僕にはごちゃごちゃとした作品に思えましたしね。
だからこそ僕には
キラーコンドームぐらいの作品がお似合いなのでしょう
まぁ何だかんだでラストのテロップと写真はやけに切ないわけですが・・・
でも嫌いな作品ではないですよ。
この映画には世の中の危険なものがたくさん詰まってますから。
そして何故か、無性にパーティー★モンスターが観たくなってしまった・・・
★★★☆☆
ラドクリフの例のシーンが生々しいとのことですが、生々しさだけで言うと
『渇き』のあのシーンのが上じゃないか?
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