どーもマロでやんす(●´ϖ`●)
本日は前回に続き「魔界転生」でございます。
【あらすじ】
魔界の力により転生し甦った天草四郎。
四郎は紀州藩主・徳川頼宣の前に現れ、野望実現を約束。
そして死者を蘇らせる秘術・魔界転生を使い、名だたる剣豪たちに不死の命を与えていく。
その頃、紀州藩の不穏な動きを察した柳生十兵衛も行動を始めていたが・・・
2003年版、平山秀幸監督版、要はリメイク版でもある「魔界転生」
1981年版のものほどではないものの、まぁ豪華とも言えるキャスト。
やはりウリは窪塚洋介が天草四郎を演じるということですね。
しかし、現実は天草四郎の登場シーンから今後嫌な予感しかしないということ・・・
そしてその予感を
少しも外さないということ
とにかく退屈な映画です。
演技が〜演出が〜とか、美術が~とか抜きにして、単に退屈。
最後まで観ることが苦痛でありました。
実際言い出すとキリがないですが、登場人物の魅力の無さが痛い。
天草四郎役の窪塚には色気も妖艶さもなく、ただ無。
初々しいでしょうが、指導者としての魅力はやはり感じられない。
そして、それに対抗する佐藤浩市演じる柳生十兵衛。
佐藤浩市は好きだし、こちらの内容も81年版と違う内容なので別作品として見てはいましたが、それでも酷いと思えてしまった。
そして殺陣。
迫力のない単調な殺陣シーンが長々と続き、げんなり・・・
これに魅力の無い敵なわけなんで、もう言うまでもないです。
質の悪いCGを多用され、エロ要素はざっくりいかれ、何一つ盛り上がらないこの映画に何が残るんだろうか?
そんな気持ちでラストを迎え、「まだ勝負は終わっちゃいないぜ」展開に持ち込もれたら
怒りしかないのです
81年版は「ヤられた」と思いましたが、こちらは「投げっぱなし」にされてたようにしか見えなかった。
連ドラで十分だったんじゃないかな。
★☆☆☆☆
小学生の時にPS2の「魔界転生」を貯めていたお金で買いました。
しかし内容の酷さに涙した悔しさや悲しさは今も忘れません。
そして、あの頃一生懸命貯めていたお金を返してくれという気持ちは
今も変わらない器の小さな人間です(学びもしません)
Amazonビデオ・DVDはこちらからどうぞ