インシディアスも気がつけば３作目でございます。
今作は前２作の前日譚にあたる内容となり、監督はジェームズ・ワンからリー・ワネルにバトンタッチ。
色々と心配な点もあった３作目ですが出来は
















上出来です















１作目との関連性は薄めですが、エリーズ、スペックス、タッカーの３人組の誕生秘話的なストーリーだけにエリーズファンには嬉しい内容となっております。


光と闇の世界の表現、恐怖演出、新たな悪霊、エリーズの新技。
インシディアスの世界観を壊すことなく、斬新な演出が盛り込まれ、しっかり怖がらせてくれました。


この映画って「来るぞ」って分かってても驚いちゃうんですよね。
他の映画でも同じような演出って山程あるんですが、実際は音がただうるさいだけか、何かが飛び出したりしてくるだけで驚きもしないし怖くもない。
勢いだけでパワー感がないんですよね。

インシディアスは１作目からベタな演出でもパワーがあるから怖いと思うんです。


そして笑い。
今のホラー映画って遊び心がどんどんなくなってきてるせいで心から楽しめる作品が少なくなった気がします。
昔のホラー映画は明らかに笑わせにきているような描写が多々あった。
その絶妙な恐怖と笑いがクセになって何度も何度も同じ作品を観てしまってたんですな。


インシディアス１作目は降霊ガスマスクに、何と言ってもリー・ワネルが出演。
２作目は霊からの強力ビンタ、そしてリー・ワネルが出演。
３作目は



















霊を投げ飛ばすという反撃！(リー・ワネル出演)


















霊が主人公を追い詰めるシーンも新しかった。
電気を消し、徒歩で扉を閉めてから覆いかぶさるっていうね。(恐らくA型でしょう)


もちろん結論として凄く良い映画でしたが、前半から中盤までのテイストが今までと少し変わり、話がまた１からになるため少々盛り上がりに欠ける点があること。
また、あの赤いおじさんが出たり、黒いおばさん(おじさん)が出たりと前２作を鑑賞していれば嬉しいサービスもありますが、エリーズ愛必須のため誰でも楽しめる作品という訳にはいかないでしょう。


３→１→２の順番で観ても分かりやすい内容になっていましたが、インシディアスを観たことがない方はやはりシリーズ最強の１作目からをオススメします。



★★★★☆



とりあえず戻ってきて





ジェームズ・ワン先生(；´∀｀)



Amazonビデオ・Blu-rayはこちらからどうぞ