どーもマロでやんす(●´ϖ`●)
本日は「ゾンビーバー」でございます。
【あらすじ】
汚染廃棄物を積み田舎道を走る一台のトラック。
いい加減な運転のせいで積み荷の汚染廃棄物がビーバーの住む湖に落下。
その湖の近くにキャンプに来た仲良し3人組が楽しんでいると、それぞれの恋人や元彼が乱入。
脳天気に浮かれ騒ぐ中、浴室に凶暴なビーバーが現れ・・・
ほぼコメディのゾンビーバー。
冒頭から汚染廃棄物をトラックから落とすというどっかで見たことあるシーンから始まり、どっかで見たことあるシーンが更に続きます。
死霊のはらわたやら13日の金曜日やら何かと80年代ホラーへのオマージュ。
そこにSEX、グロと、明らかに狙ってきているB級映画です。
作り物感丸出しのゾンビーバーはどことなくクリッターを思い出すような不安定な動きからは確かに「カワイイ」と言えるものがあります。
壁を貫き、湖を低速で泳ぎ、犬を襲い、ドアを開けても待ち伏せだけで何故か入ってこない空気の読めるやつ。
ゾンビーバーのもぐらたたきシーンはある意味見所でもあります。
そしてゾンビーバーに飽きてきたところでゾンビーバーに噛まれ、ゾンビーバー化した人間やゾンビーバー化した熊が生存者を襲う展開へ。
お決まりのおバカラストで終了したかと思えばエンドロールで流れる「噂の曲」
あれは軽い洗脳で間違いない
エンドロール後までやりきった点を見ると監督も本気だなと感じさせます。
いや、というか映画を全体的に見ても実は真面目な作品な印象。
無理にコメディにしているような気がして、あまりコメディホラーとしては観れなかったですね。
シーンの1つ1つは凄くいいんですがテンポが悪くこれといって盛り上がりもないため、前半のダルさを取り戻すことができない後半が少々残念。
人間関係の設定も活かせていないのでいらない要素かと。
部分的に見れば本当に良いですが全体的に見ると面白くない映画に分類されるのではないでしょうか。
それをエンドロールの曲で
洗脳している
これ間違いないよ。
僕も珍しくお酒をちょっぴり飲みながら観ていたせいか例の曲で「ウホッ!」っと良い映画を観た時の余韻に浸っていました。
危ない危ない。
★★☆☆☆
劇中でも印象的だったビーバーの尻尾。
あれ食べれるみたいです。珍味です。
あっ!これ逆襲映画ね
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